MINIには毎朝楽しく乗っています。

 

 

通勤時間ちょっと早めに出て、一つ目の信号を左に曲がれば峠道。

 

 

ある日、いつものように朝のドライブへ。

 

 

天気の良い峠道は、新緑の中を走り抜ける感じで、木漏れ日がとても綺麗。車も少なく、鳥のさえずる声だけが聴こえます。この中低速コーナーの多い起伏にとんだ峠道は、MINIやバイクにはとても丁度いいコース。フェアレディZだとちょっとパワーを持て余してしまって怖さを感じますし、原付二種のハンターカブだとちょっとパワー不足。MINIだと丁度いいパワーで、ブレーキも割かししっかりしているし、心地良く走れます。

 

 

 

 

毎日走っているうちに、どんどんMINIの感触に慣れてきて、心地良く走れるように。ミッションもある程度ワイドなので走りやすいです。BRZだと結構クロス気味なので、2速が使いづらく、3速だと足りないといった感じがします。ターボなので、低回転からある程度トルクを感じ、味わいのあるエンジンフィール。ヒール&トーもやり易く、勇ましい排気音がとても気持ちいい。

 

 

そんな感じで、その日も心地良く走っていました。

 

 

4速から3速、ブレーキングしつつ2速へヒール&トーを決めてコーナーの頂点を脱出しながらアクセルを踏み込むと、グォオオォオオオ!という少しこもった排気音がとても気持ち良い。加速しながら、嗚呼、今朝もなんて楽しいんだと思った瞬間。

 

 

「ポーン!」

 

 

という音とともに、エンジンチェックランプが点灯。

 

 

ガクガクガク!っという振動とともに、見たくなかった警告灯がいろいろとつきはじめました。

 

 

「あ、壊れた。」

 

 

かろうじてエンジンは動くものの、パワーは出ず。エンジンからは変な音。

 

 

心地良かった朝のドライブは一転、山の中で帰れるかどうかわからないというとても心細い状況に陥ってしまいました…。