近年よく聞くようになった「e-Sports」について。
「e-Sportsをオリンピックの正式種目に!」という声があるらしいのだが、それについて国際オリンピック委員会の代表“Thomas Bach”氏が海外メディアのインタビューに答えた記事がある。
South China Morning Post
Violent video games have ‘no place at the Olympics’, but e-sports are still in the running
この中で同氏は
We want to promote non-discrimination, non-violence, and peace among people.
This doesn’t match with video games, which are about violence, explosions and killing.
And there we have to draw a clear line,
私たちは、非差別、非暴力、人々の平和を促進したいと考えています。
この考えは、暴力、爆発、殺害を扱うビデオゲームとは一致しません。
そしてそこには明確な線引きが必要なのです。
と言っているが、そりゃそうだ。
現在e-Sportsで人気のタイトルは、“Counter-Strike: Global Offensive”、“League of Legends”、“DOTA 2”、“Overwatch”あたりだろうか。
ゲーム内とはいえ自分の武器で相手を倒すことが目的であることが多いこれらタイトルにおいて「非差別・非暴力・平和」とは程遠い。
ある意味武器と呼べる道具を扱う「アーチェリー」や「射撃」とは全く違うものだ。
かといってe-Sportsとして「FIFA」や「NBA」をやれば良いのかと言えば、それも違う気がする。
また同氏は標準ルールや標準化団体がまだまだ整備途上であること、選手のドーピング(そして恐らくチートのたぐい)が行なわれていないことを保証する人がい無くてはならないことも指摘している。
つまり現在e-Sportsまわりを取り巻いている「新しいことだし何となく金の匂いがする」という雰囲気につられて寄ってきただけの人間がいる限りはダメってことだ。
もちろん金儲けを考えるのは良いことだが、金儲けのためだけにe-Sportsを食い物にする事しか考えてない人間が多いように思えて仕方ない。
なんかこう考えると、e-Sportsより“マジック・ザ・ギャザリング”の方がオリンピック採用に近い気がする。
今後、e-Sportsが健全な方向に発展してくれれば良いな。