あ。
そっか。
今日、世間は祝日なのか。
がらっがらの地下鉄で向かいに座る、きれーなお姉さんをぼんやり眺めながら気がついた。
このお姉さんにさっきっからチラチラ見られてんな。と思うけどこれは俺の、
足元のパッチワークのNIKEを見て、
「どんなやつが履いてるんだ?」
「こんなおっさんが履いてるのか」
「何故だ?」
と見てるんだな。
そこを間違うほど俺は自意識過剰じゃないぜぇー
2時間半で1.100コマ
先週末、会社絡みの撮影(ぼらんてあー)をして今朝出勤した途端、職員の皆さんが入れ替わり立ち替わり、
「お疲れ様」
「どうもありがとう」
「すごいよー、プロの仕事見せてもらったよー」
俺の肩をパンパンババン♪お礼に来てくれる。
いや俺ここの職員さん達も来られるとは聞いてなかったからさ。ありゃさ。仲間内の宴会にプロのカメラマンが来たみたいになってた。
みーんなお礼はいーよ。俺に取って写真は有効なコミュニケーションツールのひとつ。
誰か女の人でも紹介してくれよ。
お尻の形大事ね。
今さっき先週末の主賓が菓子折り持ってお礼に来られた。
「プロに撮ってもらえるなんて。」と。
あわわわわ。
こういうとこ、この会社凄いよなぁ。
何度も言うけど、
「嫉妬と自己憐憫は人の持つ最も下等な感情」だ。
とは言え俺も、若い頃何度か(とーい目をして三回くらいかな〜)嫉妬に焼かれた事がある。
いわゆる、
『乗り換えられた。』
『二股だった。』
『(俺は)控えだった。』
一緒に居なくなって(振られて)から、ひと月以内に他の男と居るのに出くわす。
これが何度か。
「なんてこったい」
「どんな偶然だよ?」
「シンクロニシティ(同時同位性)かよ?!」
て凹んだけどさ、
単に生活圏が被ってるだけだ。
歳を取ると、
場数を踏んだからか鈍くなったのか、
『一緒に居なくなった女(ひと)は今、誰かと居て、手を繋ぐ以上のことをしてるんだろう』
容易に想像出来る(俺よりエグいことはしないだろけどさー)
そりゃそーでしょ。
大人なんだから。
するでしょおっぱい。じゃない、いっぱい。
嫉妬と自己憐憫どこ行った。
トコットの中で待ってると、角を曲がって歩いて来る。
すげぇなぁ。
モデルみたいだな。
色が白くてすらっと背が高く姿勢が良くてショートボブ(て言うの?)が良く似合って、
美人だなぁ。
ちっと娘と家系行ってくらあ。