あ? | Chapter 2,682〜

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

全員が俺より歳下。

若者多い。

だけれども、

 

全ての人に敬語、丁寧語を使う。

子供の頃、母親に「ありがとうとごめんなさいはタダだから。」散々言われた。

その通りにしてる。

挨拶、返事、愛想、謙虚。

偉ぶらないこと。もう二度と傲慢にならないこと。

文句を言わない、弱音を吐かない。

そもそも文句などないし弱音を吐くようなこともない。

「きつい、痛い」は会社を出てから。

そもそも俺にはきつくない。けど膝は痛い。

痛くても走れ。全力ダッシュ

それが評価だから。

そういう人で居よう。

 

なんだけど、

 

思ってることが口に出ちゃうことってあるじゃん?

昨日帰りの電車の乗り換えで、

(あれ?降りる時、開くのどっちだっけ?)

電車乗って一瞬おたおた。

いやさ、おたおたしてる俺が悪いんだけどさ、歳かな。

てかさ、最近電車のドアの上のスクリーンの「こちら側のドアが開きます」表示が間違えるぞ。だめだろ?

俺の後ろから乗って来た大学生くらいの大人しそうな暗い絶対どうていで風俗もお前行ったことないだろ?生まれてこの方、運動会のダンス以外で女の人の身体触ったことないだろ。て、お兄ちゃん、

すっごくちっちゃな声で、

 

「どけよ」

 

(あ?)

(おめ、今なんつった?)

(俺に言ったよな?一瞬目を見て言ったよな?)

(はぁ?)

 

にーちゃん、俺はお前が今やってるスマホの中のゲームの敵キャラじゃねえぞ。伊達に身体デカくねえぞ人相悪くねえんだぞ。

 

うふふふ(俺にやけちゃった)

おもしれーじゃん。

ドア脇に立ってる俺から一つ離れたシートに座ったお兄ちゃんを、ちょっと腰かがめて「じーっ」と見ちゃった。

(ほれ。こっち向けよ。こっち見てみろよ。良く聞こえなかったもう一回言ってみ?)

お兄ちゃん顔あげて一瞬俺見て俯いてスマホ。

 

あははは俺なんて意地悪なおっさんなんだろ。

 

でもね、

でもね、

以前の様に『首の後ろが上から下に「すぅっ」と冷たくなる感触』傲慢の解放、暴力の予感、わくわくする気持ち良さ。

は、

なかったよ。

大人になったkenさん。

反省して成長したぞkenさん。

反省無い者、進歩無いんだぞ皆さん。

 

 

こんなんでなにかやらかしたらこおむいんはすぐくび。

 

 

右の耳に「どけよ」と言われたら、

左の耳に「どけっつってんだろ?!くそばか」とどうぞ言ってください。

 

 

 

玄関に鍵を刺そうとしたら「おかえりー」と娘が中から開けてくれた。

よそ行きのかっこで。

 

あれ?出掛けるの?

 

「うん、もうちょっとしたら」

 

ふーん。

今日はどこ行くの?

 

「さっぽろ。」

 

はぁ?!

今から?

 

「成田前乗りして朝イチの便で札幌」

「美味しい味噌ラーメン食べてビール飲みに行って来る」

 

ほぉえぇぇ。

行ってらっさい寒いよ気をつけて。

(札幌で飲むサッポロビール、めちゃくちゃ美味いんだよね〜)

 

 

なんちゅうフットワークの良さだ。

↓今朝LINEで来た。