なんださかこんなさか | Chapter 2,682〜

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

この街ってこんなに坂多いんだっけ?

カメラマン時代100回は来てるけど歩いたことないからな

長崎かよ?いや横須賀か?

とにかく走る

前の背中を追う

 

100年は経ってるだろう歴史のあるレンガ塀、昭和初期の街並み。

俺の好きな景色でCanon持って歩きたい(手ぇ繋いで散歩なんかしたい)

を眺める余裕などあるわけもなく、

 

追う。

職員さんは慣れたもんなんだろう、かなりなペースで長い坂を駆け上がる。

「この新人おっさんどの程度だ?着いて来れるのか?」と思ってるのかも知れない。

全員俺より若いからね。

そ。俺ここの最年長。

 

だからどこの駅伝部だよ?(え。臀部?大好き)

箱根か?

きつい。

めちゃくちゃきつい。

けどさ、

今までの『仕事できつい』は精神的なキツさ。ここはそれ一切無い。

単に体がキツいだけ。臨むところだぜ。

 

絶対ペースを落とさない

自分を体を甘やかさない

顎を引け膝を上げろ両手を振れ呼吸を揃えろ2回吐く2回吸う

ロキソニン飲んだ両膝サポーター着けた腰にコルセット巻いた完璧だ

行ける行ける前の背中追い越せ

 

追い越してどーする?

次どっちかわからんのに。

 

きつかった。

汗びっしょり。

戻って来て着替えて洗濯して11時にサンドイッチ食べて(食えねえ)すぐ寝たぐーぐー寝た。多分いびきかいてたけど皆んなかいてるから気にしない〜

(うちは昼休みは11時から1時間、と休息時間(昼寝時間)1時間ある。そういう仕事なの)

 

 

午後の仕事を終えて帰って来ると偉い人が、

「kenさん、仕事どう?」

 

はい。面白いですっ

 

「え。」(事務所「シーン」となる)

「お、面白いの?」

 

 

ありゃ俺またなんか変なこと言っちゃった?

 

 

 

↓けっこんしてくれよう。