朧月夜 | Chapter 2,682〜

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

トイレに起きたのが0時半。

キッチンに娘の後ろ姿。

あぁ、帰ってたんだ。最終の新幹線?

用を済ましてもう一度キッチンの前、娘レンジで『持ち帰り牛丼』を温めてる。

あぁ、食べてくれるのか。ありがとう。

この間一切会話なし。

半分寝てるからめんどくさいし会話したら脳みそ起きちゃうし、何より娘、家に居る時はずーっとヘッドフォンしてる。

俺もね「家を出たら全てが雑音」て考えだからずっとイヤフォンしてるし、まぁ、親子だよね。

最後に娘とこの家で暮らしたのが、娘が中2の時。

それからもまめにLINEのやり取りをしてたし関係は比較的良好だったと思う。

けどね、また一緒に暮らし始めると、

 

これは修行だ。

 

仕方がない。俺が納得してやってることだ。

(俺が勝手に)食べるだろうと買って来たものが冷蔵庫で賞味期限切れになるのが珍しくない。余計なお世話なんだろうけど食料品何も無しは出来ないからね。しちゃいけないだろうし。

これも仕方がない。賞味期限切れ廃棄も納得済みだ。

 

 

「駅前に何か食べに行くか」が、そのまま地下鉄に乗って一人ラーメン食べに行っちゃった。

ほんで気持ち悪くなって帰って来た。

 

「ご飯付きますがどうしますか?」

 

ちょっとでいいです。

 

「半ライスですね」

 

・・・・・普通盛りじゃんこれ。普通より多いかも知れん。

無料のご飯で文句言うのもなぁ・・それも「少ない」ならともかく「多い」はなぁ。

一粒残さず食べた。

俺確か、今朝胃もたれで吐き気で起きたんだよね。

 

 

帰りに松屋寄って「娘、遅く帰って来て食べるもんないとあれだな」と牛丼と豚汁。

てかそもそもさ『年頃のスタイルのいい、母親譲りの美人でおしゃれな女の人に牛丼豚汁買って帰る父親』ってぇのもなぁ。どうなんだろね?

 

昨日出した冬布団が暑くて、寝ながらスゥエットの下を脱いで膝の包帯も外して「ふんわー」と目が覚めた5時半。寝坊だ。筋トレ再開で疲れたか。

コーヒーを淹れにキッチン。ゴミ箱に牛丼の容器。

食べてくれてありがと。

豆乳を出そうと冷蔵庫開ける。

ゴミ箱見る。冷蔵庫見る。ゴミ箱覗き込む。冷蔵庫・・・え?

 

俺が買った牛丼豚汁、袋のまま冷蔵庫。

ゴミ箱に牛丼の空容器。

 

ええ?

 

 

親子だよなー