東京 | Chapter 2,682〜

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

夕闇滲む風の街

汚れたシャツにも星が降る♬〜

 

熊が出たって田舎町

汚れたシャツには塩が吹く♬〜

 

俺も汗臭いんだろな。

新しい黒のポロシャツなんか着て来ちゃったもんだから「塩が吹く」と言うよりも、脇の下と背中に白いストライプ。モンエナのパッケージみたい。

まぁ、汗かいて働くってこういうことだよ。

この歳になってもこんな撮影やんなきゃならないのは、俺の結果だ。

 

 

今日もまた、こんな田舎町にまで(ってiPhone持ってりゃ当たり前)メールとLINEが追っかけて来る。

 

「昨日kenさんの退職発令通知が出ててびっくりしました」

 

(え。局内通知なの⁈ たかが非常勤なのに?)

 

「ken様、昨日付けでお辞めになられたそうで大変驚いております」

 

そだよー

も、いないよー

ほんで今日から撮影だよー

 

ふーむ。

何度も言うけど、殆どの人が良くしてくれた。穏やかな面倒見のいい職場だった。

でもね、

あそこは無理だ。

「いいタイミングで身体壊した」と思ってるもん。

いや逆か。

だから壊したのか。

 

 

こんな時間(22時21分)だが電話だ。

なんだろう?いくら俺が会社を辞めて、どーせひまだろうと思われてるとしても、

 

来週後半また地方だって。

 

いやありがたいよ。ありがたいんだけどさ、

 

 

 

僅かな夢の名残だと

渇いた心で生き急ぐ

俺達何処かで同じ孤独を

きっと知りすぎてる

 

東京/矢沢永吉