憧れの | Chapter 2,682〜

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

「kenさん自分の前ですよね?」

 

(なにが?)

 

同じ非常勤のおじさんから朝、声を掛けられた。

 

「これ。」

 

ディスプレイを覗かせてもらうと日付と時間と俺の名前。

 

「面談です。」

 

え。

めんだん?

だれと?

 

 

ここかな。

 

 

来月頭、えっらい人と面談。

仕事どう?何か困ってない?パワハラされてない?セクハラはどう?

とかかな?

つっかえねえなおまえ。ほんとに本庁で評判良かったのか?菓子折りでも配ったんじゃないの?(はいそのとーりです)

とかかな?

 

 

辞めるならここかな。

 

 

退職願、出そうと思ってます。

向いてません(ほんとのことは言わない)

仕事出来ない自分が情け無いです(嘘)

し、

前立腺肥大で膀胱に穴が開いちゃいました(診断書出しましょか)

 

 

何にもしてないように見えて何にもしてないんだけど、ひょっとしたら「捨てる神あらば・・」かも知れない。

いやまず、ちょっと休んだ方がいいと思う。

誰に何と言われようと笑われようと、いーじゃん。

俺の人生だし、誰かが面倒見てくれるわけじゃなし。元々俺そういう人でしょ。

 

こーむいんで居ることが終わるだけだよ。

 

逃げる?

逃げて上等。

もう何年やってる?

もういいでしょ。

 

ただね、

仕事中に娘から機嫌のいい画像付きLINEが届くと、これを維持させるのが俺の役目だよな。

と考えてしまう。

 

 

憧れのロクデナシ