ボサノヴァな朝 | Chapter 2,682〜

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

お昼をちょっと過ぎた頃、娘起きる。

冷蔵庫のバーキンをアルミホイルで包んでトースター、朝昼兼用の食事をしながらMacで野球中継観て熱くなってる。

俺、娘の布団干して、出された洗濯物、洗濯機「ぴ。」後はギターに戻る。

筋トレ終わりで朝、ボサノヴァ。

午前中、顔馴染みの佐川の兄ちゃんがマルチエフェクター届けてくれたら、面白くてずっと56GT。

すごいねー

この小さな黒い箱に25種類もの『真空管アンプの音』がサンプリングされて入ってんの。

そーそーこれこれこの音っ

ではなくて、

 

・・・こんな音だっけ。

 

とも思うけど。

再現の正確性ではなくて好みの音を探せってことだね。

 

 

午後遅く、野球終わる。

着替えてトコット出して坂下。

娘の収納用品買いに。

どうも長居になりそうだ。

全然構いません、いつまででもどーぞ。なんだったら俺の死に水、取ってくれても。

梅干し、野菜、かつをのたたきやらコロナビールにライムも買って帰って来た。

 

かつをのたたきが隠れるくらいの青葱とみじんにした大葉を『醤油にんにく胡麻油』と『ポン酢生姜』で。

 

「美味しいー」

 

美味しいねぇ。

 

 

 

12年前。

離婚して父子家庭になった時。

娘がこっちに来てくれたのに、

母親に「いらない」と言われたことは相当辛かっただろうに、

 

俺は充分にケアしてあげることが出来なかった。

 

自分のことでいっぱいで。

精神的に不安定で。

カメラマンの仕事にしがみついて。

お金がなくて。

 

何の役にも立てなかった。

 

今、

それをやり直す機会を貰ってる。

挽回させてもらってる。

償わせてもらってる。

 

 

 

それでも、

並んで買い物しているのが、

売り場で背伸びして俺を探してくれるのが、

俺が持ってるカゴに遠慮がちに商品を入れるのが、

 

娘ではなくて、

 

と思ってしまう。

やり直すこと挽回すること償うこと。

可能性は0じゃないかも知れない。

何年も経ってしまったけれど。

 

広い駐車場を、明るく賑やかな店内を、それとなく見回してしまう。