だからか | Chapter 2,682〜

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

17時に改札を出て、

ゆーはんどーする? 

娘にLINE、返信なし。

 

帰宅。

リビングの娘に、

夕飯どうする?

 

「あ。これから出るから」

 

あ、そうなの?

 

「今夜設営」

 

あらま。

ご飯は?

 

「早目に行って何か食べてから入る」

 

そか。

簡単なものなら作れるけど?

ハムステーキとバゲット焼くくらいなら。

 

「じゃお願い」

「油少なめで」

 

はい。

 

「わがまま言っていい?」

 

どぞ。

 

「トマト食べたい」

 

焼く?

 

「うん」

 

 

洗濯しながら簡単に夕飯作って、俺もお腹空いてないからこれでいーやトマト要らない。これから立ち上がる仕事の話をちょっと聞いて、

「ごちそうさま」

「ありがとう」

歯を磨いて化粧直して飛び出してった。

 

洗濯物を部屋干しして。

小一時間ギター弾いて。

寝た。

 

そろそろ二週間。

生活のリズムが変わった。

でもまぁ、嫌ではない。

誰も居ない家に帰らなくていい。

変わったよなぁ。

俺、一度もイライラしてないもん。

 

 

 

自席で「どん。」肩を叩かれて振り向くと元上司。

「どう?」

「ここめちゃくちゃ忙しいでしょ」

コーヒー持って様子を見に来てくれた。

それにしても今上司。

自分より立場が上の元上司が来てるのに挨拶はおろか目も合わせない。

元上司も「?」な顔。

やっぱりちょっとなー

 

施設勤務時代の同僚が、

「お昼食べに行きましょう」

お互い情報交換して、お昼をご馳走になった。

あらまー

自分の分は出すよー

 

土砂降りの日も含めて、昼休みに俺がロビーで「ぼーっ」としてるのを見た人が、

 

「kenさん参ってるっぽい」

 

あーなるほど。

だからか。