What it takes? | Chapter 2,682〜

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

花束を戴き、

お菓子を戴き、

たくさんの人の拍手に送り出させれ、

 

 

で終わんないのが俺だよな。

 

 

昨日、

施設時代の同僚カメラ女子から、

「明日、課の集合写真を撮らなきゃならなくて」

「kenさんに教えてもらった方がいいと思って」

 

ん?

なんにん?

60人かー

え?

ストロボないの?

え。

感度上げりゃ撮れないことはないだろけど像が荒れるよ。

てか、

60人並べるの素人は無理だよ。 

 

うーん。

 

今朝、

Canonに16-35とストロボ付けて持って来たからそれ使いなよ。

並びはやったげるから呼んで。

あ、でも俺の上司に断り入れてね。

 

昼前、

「プロのカメラマンが撮ってくれるって皆んな感激してます」

「上司さんにはメールしてkenさんお借りすること許可戴きました。」

 

はぁ?

はああ⁈

なんでそーなる?

・・・・・・・・。

 

上司、

「そんな時間かかんないんでしょ?」

「やったげなよ」

「めんどくさくないなら」

 

 

撮った。

 

 

1800人まで撮れる俺にはなんてこたぁない(嘘です。恥はかけない、かかせられない)

じっくり撮らせてもらった。

 

拍手とお礼の嵐。

 

「うちにプロのカメラマンいるんだ!」

 

(そーだよー)

 

 

自席。

戻りましたー

こんな感じに撮りましたー

 

「うまいっ!」

「うわ、ぜんっぜん違う」

「kenさんちょっとこのカメラ貸して」

 

 

上司、ディスプレイに画像出たCanon持って偉い人の部屋。

戻って来て、

「kenさんうちも撮れる?」

 

(断れるわけがあろうはずもない)

 

皆様の前で、俺の異動のご挨拶御礼と花束贈呈(人生で初めて戴いた)終わってから。

100人くらいかなー

「職場の雰囲気生かして」のリクエスト通り。

 

 

撮った。

 

 

さー片付けよう。

とっくに、とっくとっくに定時過ぎてる。

 

「kenさん?」

「上のフロアがね」

 

(え。上⁈ すっごく偉い人居るとこじゃん⁈ まかしときー♪)

 

 

撮った。

撮りやすかった。

 

 

「うちもいい?」

 

(おーよ)

 

恩返しです。

しかも、上司さんの株が少しでも上がるなら尚更。

とっても良くしてくださった皆さんに恩返し出来るなら。

 

 

撮るどー

 

 

「ほらっ!」

「お前ら皆んな集まれっ」

「プロのカメラマンが来てくれてんだ!」

 

え。今それいいの?大丈夫?はらはらすめすめにならない?

 

 

結局、

うちの課、全部撮った。

お安い御用だぜ。

くるしゅーないぜ。

 

「すっごいねぇー」

「kenさん活き活きしてたねー」

「プロの仕事だよー」

 

 

あの綺麗な管理職の女性が、

「kenさん大活躍ですね。」

 

あら、

名前覚えててくれてたんですか。

ありがとうございます。

 

 

たくさんの話したこともない方々の、大きな大きな拍手に送られてフロアを後にした。

ほんとにいい職場だった楽しかった。

どうもありがとうございました。

 

 

で、

 

俺、入院間に合うの?