Achilles last stand. | Chapter 2,682〜

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

アキレス最後の戦い。

 

アキレス=ギリシャ神話の不死身の英雄。ホメロスの抒情詩(てなんだ?)『イリーアス』の主人公。不死身ではあったが唯一、足首が弱点で弓矢で射られて死んでしまう。そこからアキレス腱を「致命的な弱点」の意味で用いられるようになった。

 

つかアキレス腱は誰でも弱点だろ。

切れたら歩けないんだから。某国では政治犯のアキレス腱を逃亡防止の為に切ったそうだし。

まー死にはしないけど。感染症にでもなったのかね?抗生物質飲めば良かったのにね。

 

俺が言ってるのはツェッペリンの方ね。

 

 

 

小学校3年だか4年の時だったと思う。

「ポケアナ」て言葉を作って通学路を外れて帰ってた。ポケアナ=抜け道だ。人ん家の垣根をくぐって庭を通ったり、工場の駐車場を抜けたり線路を渡ったり・・複数経路の地図まで作って結局遠回りだったんだろうけど。

ゴール地点の自宅近く。スーパーマーケットの搬入口があってそこのトイレを借りたりしてた(大してしたくもないのに)

良くお使いに行かされてたので顔見知りのお肉屋のおばちゃんがネズミ獲りを持って来て、

「見ないのよ。」

水を張ったポリバケツに「ずぶずぶずぶ」

 

 

薄ら寒い曇りの日で、舗装されていないスーパー脇の砂利の道を白い上っ張りに白い長靴。右手にドーム状のネズミ獲りをぶら下げた小太りのおばちゃん。トイレ脇の何でか、いつもホースから水を出しっぱなしにして「ちょろちょろちょろ」溢れてる空色の大きなポリバケツ。

 

(↑これがサヴァン記憶だ)

(↓以下グロい読み飛ばし推奨)

 

沈むネズミ獲りの中でもがいてたネズミが、すぐに「こぽぽ」と口からあぶくを出してピクピク

丸々と太った身体のお尻から「ぽこん。ぽこん。」ピンクのものが3つ出て来た。

「うんち?」

苦しまぎれか種族繁栄の本能なのか出産した。

俺、それ見てげらげら笑った。

子供って残酷だよね・・・いや俺さいこぱす?

そっかー獲れたネズミってこうやってころすのかー。なるほどー。勉強したなー。て。

農家の友達の家でお爺ちゃんが鶏を〆る(しめる)のにナタで首を「すちょん。」首の無い鶏が「たーっ」て走ってくの見て爆笑したのもその頃・・・あれ俺さいこぱす?

 

の俺が数十年の時を経てamazon「ぽち。」

 

ネズミ取り買うとは思わなかった。

 

831円。

安いのね。

いやもうこれ最後の戦い。

なんかね、ネズミと分かったら役所のペストコントロールて部署に行くと駆除業者を紹介してくれるそう。

だけど「お金は出さないよ。紹介はするよ。その業者はぼったくらないよ。だから自分で払ってやってね」と。

そんなん自分でやっても同じじゃん。

駆除したって隙間がある限りまた棲み着くかも知れないんだから。

じゃーいーよ自分でやってみるよ数ヶ月てスパンで気長にやってみるよ。駆除よりも『棲んでいるのは何か?』が知りたいんだよ俺は。

 

罠餌はやっぱりチーズかな?(トムとジェリーか?)

歌舞伎揚がいいらしい(俺歌舞伎揚嫌いだから却下)

さつま揚げもいいらしい(紅生姜入り好物。ネズミに食わすなら俺が食う)

 

仕掛けてみーよおっと。

 

 

いつも通り朝4時に起きちゃって、

洗濯しながら筋トレしてシャワー浴びて、更に2回洗濯して仕事場靴も洗って、シューズラック組み立てて玄関と下駄箱大整理、ギター弾いて昼前にギタリストさんとこ行って『基本』で絞られて(でも面白い)帰って来た勢いで昼抜きで納戸代わりの四畳半大掃除大整理、17時になったら隣駅のauに保険請求書類貰いに行って(土曜のこの時間に客、俺一人って大丈夫かau? 対応はdocomoより全然良かった)帰って来て昼夜兼用のご飯食べて、もう眠い寝ようと歯を磨きながら鏡に映った頭が気になって着替えて床屋ぎりぎりセーフ。

↑どうしてこれを全部土曜一日で済まそうとしちゃうんだろう?

日曜もあるのに。

病院行くから月曜も休み貰ってるのに。

 

今朝もさ、

保険請求書類をpdf化しに5時からファミマのコピー機「がしゃこん」

 

 

 

そして俺は最後の戦いに挑むことにした。