これだ。
これだ。
やっとわかった。
寝る前にベッドで『ものすっごく古いアメ車(確か1940年代)が草原で朽ち果てていて、それを運び出して工場に入れ、新車同様に戻す(レストアと言われる作業)』のYouTubeを観てた。
ら、流れた曲。
もう10年近く、
何だっけなこの曲。
ずっと気になってる曲があって、
何度か調べたりしたのだけど全くわからなかった。
俺の記憶では(←これがそもそもわからなくする最大の要因)
・歌詞は英語だけどこれ東洋人の女性が歌ってないか?
・これ・・香港映画の挿入歌じゃなかったっけ?
およそ俺が興味を持たない「ほんわか」した曲調で、10年前の俺は「男はヘビメタ」だったし。
何よりも写真が好きで、それは俺の天職で俺が唯一、他人より優れていること。
「ある意味、俺は天才だ」と本気で思ってた。
その次に速い車と読書が好きで、月の読書ノルマを50冊にしてた。
ほんでその次に好きだったのが、美味い酒とくわえ煙草。
その次くらいに映画が来て、多分そこで俺の琴線に引っかかったんだろう。
その次の、
後くらいに女の人。
皆さん大変良くして下さって本当に恵まれてるとは思うのですが、
同時に散々煮え湯を飲まされたのもまた事実でございます。
そりゃ俺が悪いんだろけどさ。
この間のモデル撮り。
もの凄く評判がいい。
俺こんなに写真褒められたのいつ以来?てくらい。
俺の撮影機材と技法は若いカメラマンの人達には『骨董品と伝統工芸』みたいなもので言い換えれば、
若いカメラマンさんには『絶対に』撮れない。
それは俺が(最後の)徒弟制度で、フィルムで修行して来たからだ。
「(大きく)伸ばせない写真は写真じゃない」
「精神性の無い写真はただの紙」
「お前にはまだ見えてない」
そう言われて来た。
それが必ずしも正しいとは思わないし、表現方法技法は時代と共に変わるだろう。
でーもね、
俺が撮ってるのは写真。
あなた方が撮ってるのは画像。
そっか。
こんな古臭い技法や技術でも必要とされるんだ。
そんで「え。いいのっ?」てギャラ貰えるんだ。
ちょっとだけ、
もっかい写真、真面目にやってみっかな。と思ってる。
商売としてではなく、作品撮りとしてだけど。
「あたしはkenより先に、kenの写真に惚れたから。」
長〜いこと写真撮ってご飯食べて来て(だから食えてたのか?)一番嬉しい言葉だった。
Dreams
アイルランドのロックバンド『The Cranberries』1992年発表の曲。
「また香港の人気歌手フェイ・ウォンが映画『恋する惑星」の中で『夢中人』としてカバーし・・」
すっげぇーっ
俺の記憶だいたい合ってるじゃん!
今回ばかりは当てになったね俺の脳みそ。
11年前はちゃんと動いてたのね。
でもこれ、
広東語よりもオリジナルの英語の方がいい。
この頃、
香港は香港であったんだろうね。