医療さんが「長いことお世話になりました」と挨拶に来て「これどうぞおやつに召し上がってください」とクロワッサンとドーナツを差し入れてくださった。
医療さんはお金に困ってない(多分。地下駐車場にBMWとポルセとヘラーリ)し、グルメなので、きっと名前の通った美味しいと評判のお店のだろう。
「ここ置いときますね」
俺の席脇のポットの隣にパラフィンに包まれたクロワッサンとドーナツ「どかどか」
(をい。)
(・・・)
(一個足りねーじゃん)
気付いた俺。
いやべっつにいーんだけどさ、
俺甘いもんいんないから。
たださ、
おやつの時間(そんなもなーねぇ)に、
「あれひとつ足りないの?」
俺大丈夫ですからどーぞ。
「いやいいよkenさん食べなよ」
いえいえどーぞどーぞ。
めんどくさいじゃん。
ドーナツに限らずさ、
こういう時に『真っ先に自分の分を確保する人』が人生、上手く行くのかなと思う。
権利を主張すると言うか、優先されて当然と言うか、そんなこと考えもせずにナチュラルに手が出せる人。
いわゆる「要領が良い」と言われる人?
考えてみると俺、何かを得る為にそういうことをしたこと、
人生で一度もない。
争いが嫌いって言うよりも(・・好戦的な時代がありました)そこまでして欲しい何かが無いし、
何よりめんどくさい。
そういうことやると自分が嫌になる気がする。さもしいと言うか(いや全然違うんだけどさ)
無きゃあ無いで良いんだよね。
無くて死ぬわけじゃない。
食べれなくて死んだらそれまで。
結論 : 貧乏耐性は最高の防御。
燃えるゴミの日。
コンビニ袋ひとつ。
そりゃね、土日勤務が無くなって平日毎日出勤してればゴミ出ないよね。
でもそれも今日までさ。
今月前半そんなこんなで忙しかったので出来るだけ出勤、後半に非番と年休まとめて撮影5本。
来週は月曜しか出勤しない。
なんだけど、
昨日もう1本撮影依頼。
簡単でギャラのいい仕事なんだけど、
無理だよー流石にもー入らないよー
クライアントに土日でもいいか聞いてください。
こういうのってあんまり良く無いんだよね。
3回これやると大抵切られる。
なんか言い訳付けてギャラの安い方から断って(もしくは同業の友人に回して)高い仕事だけすればいい。
そこまでして写真撮りたくないんだよだってめんどくさいじゃん。
そういう働き方すればHarley買えるのかも知れないけどさ。
ほんでね、
スケジュール管理が出来ない。
頭の中の「こことここ撮影入っててここは出勤、でもこの日は非番」と、実際の予定が一致しない。
なんてぇのは、誰でもあるよね(え。ない?)
家の壁にピン留めしてあるシフト表と、その脇に何枚も貼ってある付箋(それぞれに日にちと内容が書いてある)を、見ながら制作と電話、メールしてても間違える。
今月それもう3回やってんだよ。
あ!
やばやばやばっ
気が付く度に訂正させてもらって謝って。
なんかなー
注意力散漫ってぇかボケて来たのか。
考えようによっちゃあさ、
制作とクライアントに迷惑掛ける前に引退しろ。
こんなことやってるとそのうち切られる干される。
だったら大人しく会社行け。
て考えもあるよね。