目が覚めて、
「とーいれ♪」
戻って枕元の開けっ放しの窓。
まだ真っ暗。
夜明けが遅くなったなぁ。
バス通りの街灯の下を、白い長袖シャツに白いズボンのおっさんが歩いてる。
始発に乗るんだな。てことは5時ちょっと前か。起きよかな。もちっと横になってからでいっか。
ベッドごろん。
枕下のiPhone『0310』
え。
あり?
おっさん本物だよね?生きてるよね?
俺また変なもん見てないよね?
24時間のスーパー行くんだよね?
そうに違いない。
いい感じに薄暗く、一枚板の白木のカウンター。
女の人と並んで座ってる。
二つ三つ肴の置かれたカウンター向こうの大将が「これ美味しいんですよ」
「とくとくとく」小さなグラスに注いでくれる。
(こういうのは味わって飲まないとな)
ちびちび舐めるように、
あ。美味しい。キリッと辛口で鼻に抜ける。
飲んでごらん。と隣りの女の人に・・
わ。
あわわわ。
わわわわ。
酒飲んじゃってるよ俺酒飲んじゃったよ。日本酒美味しいじゃねえよ断酒9年・・
目が覚めた。
なんて夢だ。
6時10分。
寝坊した。けど今日(も)休みだ。
コーヒー淹れて筋トレしよ。
今日は一日ギター弾く日だな。他にやることない。
起き上がるリビング「ととと」
湿度71%のリビングにMartin置きっぱなしってどーなのよ?
コーヒー淹れて眺める寝室。
寝る時暑くて明け方寒い。
くっしゃくしゃのシーツとタオルケット、団子になった夏掛け。
せっくすした後みたいだな。
いや、丸めたティッシュがないか。