[読書] ペンギン・サマー 読了 | FFXI FreaQ-Ency

[読書] ペンギン・サマー 読了

作品概要
「 ペンギン・サマー  著:六塚光 イラスト:茨乃 」

 幼なじみの相馬あかりに付き合わされて、
 街に古くから伝わる伝説「クビナシ様」を探すため
 近所の「白首山」へ登る羽目になった東田隆司。

 しかし。

 街で暗躍する謎の秘密結社「赤面党」。
 一部でささやかれる、白首山に眠るという埋蔵金の噂。
 そして、ペンギン……。
 様々な要素が絡みあい、事態は思わぬ方向へ……。

 そんな、ひと夏のトンチキな物語。

一迅社文庫 公式HPより

※例によってこの先ネタバレがあったりなかったりします。
 見る人は注意してくださいね!



「Le;0 -灰とリヴァイアサン-」が割と面白かったので、同じ作者による
別の作品に手を出してみた次第。それでこの「ペンギン・サマー」。

「クビナシ様」の伝説を巡るあかりちゃんと隆司くんのひと夏の物語。

いやー、これも面白かった!

「Le;0 -灰とリヴァイアサン-」がどちらかといえばアクションコメディ系に
属してる作品だと思うのだけど、この「ペンギン・サマー」は帯書きの推薦文にも
あるようにSF作品なんだよね。しかし、あらすじからすると、
全然そうは思えないのだけども、やっぱりSFなんだよ。


冒頭から読んでいくと、一見バラバラな話の集まりでまとまりがなくって、
これは一体どういう方向に話が進んでいくのか…? と、最初は掴み所が
ないのだけれど、更に読み進めていくうちに段々話が繋がっていって、
最後まで読んで腑に落ちる、と言うのがまさに。
なんとも説明しづらいというか、説明するのは野暮だろ、これ、みたいな。
いやー書き辛いね、色々と書き辛いw しかし、間違いなく面白かった。

各章の構成に統一性がないってのも、面白いポイントなのかなぁ、とか。
三人称形式だったり一人称形式だったり、他にも色々と。あと主体的な主人公が
存在してないカンジだったりとか…。あらすじに名前が出ているあかりちゃんと
隆司くんが一応の主人公ではあるような、ないような…?

物語をしっかり順を追って読んでいくというよりは、順に書かれてある文章を読んで、
そこから見えてくる物語を汲み取ってカタチにする、とでもいえばいいのかなぁ?
よく、こんな構成に出来るな、と感心する事しきりですよ。

しっかし、何を書いても野暮だなー、と思わざるを得ないな、やっぱり、これ…。
こんなん感想書けねぇよ! と思っても、書いておきたい作品だから不思議。

まとめとしては、「なんともいえない素敵な読後感でした」という事で!



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