[読書] 僕は友達が少ない 読了 | FFXI FreaQ-Ency

[読書] 僕は友達が少ない 読了

作品概要
「 僕は友達が少ない  著:平坂 読 イラスト:ブリキ 」

 恋<友情……だよね?

 学校で浮いている羽瀬川小鷹は、いつも不機嫌そうな少女・三日月夜空が
 一人で楽しげに喋っているのを目撃する。

 「もしかして幽霊とか見える人?」
 「友達と話していただけだ。エア友達と!」
 「……」

 小鷹は夜空とどうすれば友達が出来るか話し合うのだが、
 夜空は無駄な行動力で友達作りを目指す残念な部まで作ってしまう。
 しかも何を間違ったか続々と残念な美少女達が入部してきて――。

 みんなでギャルゲーをやったりプールに行ったり演劇をやったり
 色々と迷走気味な彼らは本当に友達を作れるのか?
 アレげだけどやけに楽しい残念系青春ラブコメディ誕生!

MF文庫J オフィシャルサイト より

※例によってこの先ネタバレがあったりなかったりします。
 見る人は注意してくださいね!



いやー、面白かったわ「僕は友達が少ない」。
内容を一言で現せば、あらすじ通り、
隣人部のメンバーたちが友達を作るために日々頑張るんだけど、
残念な結果にしかならない話。

うん、間違ってないハズ。

…というか、隣人部のメンバー同士は友達じゃないのか!?
というツッコミはナシなんですよね、ええ、ええ。
本人たちにその気がないんですよね、ええ、ええ。
隣人部のメンバーはノーカウントなんですね、わかります。

あてはまるのは同志とかか…? とか、考えても仕方ないね!
本人たちの気の持ちようだしね!

出てくるキャラクターズは

親からの遺伝で金髪だけど割と普通な小鷹くん(ハーフ)。
邪気眼系の主人公妹、小鳩ちゃん(たまに素が出ます)。
エア友達がいるいつも不機嫌そうな少女、夜空ちゃん(変な方向に行動力アリ)。
ギャルゲーにハマル学校一モテモテの美少女、星奈(せな)(理事長の娘)。
漢らしくなりたい美少年、幸村くん(どこかズレた思考持ち)。

こいつらが色々と残念すぎて、もう(笑い)涙ナシには読めない。
いや、でもゲームにハマルお嬢様とかはお近づきになりたいな!
…なりたいな! オレの思考が残念すぎてマジ死亡。

主に小鷹くんと夜空ちゃん、星奈ちゃんの三人がメインで話が進行するんだけど、
何やっててもひどい展開にしかならなくてちょくちょく笑って読んでたわ。
夜空ちゃんの毒舌がひどいってレベルじゃねーぞ! ヒロインの幻想をぶち壊す。
いや、でも最近のヒロインは割とそういう系統が多いからいいのか。…いいのか?

作中の話のひとつに「友達を作るため」と称して「モン狩」というまあいわゆる
某MHみたいなゲームを小鷹・夜空・星奈の3人が遊んでるパートがあるんだけど、
こいつらのプレイが酷過ぎて大笑い。協力しろよ、お前らwww
と何度思った事か。夜空と星奈の仲が悪いから仕方ないんだけどもwww

他の事をやってても大体そんなカンジで、物事が進んでたわ。
それで友達が出来ると思うのか! とつっこまずにはいられない…!

しかし、あれだよね。友達ってなんだろう? って誰しも一度は考えた事が
あるんじゃないかと思うんですけど、…え? そんな事考えた事ない?
またまたご冗談を…。かく言う私も友達は少ないのですが…。
ていうか、そんな私の事とかはどうでもいいのだわ!

プロローグにしか登場してなくて本編に出てきてないキャラが
まだいるんですが、次の巻とかで登場するんでしょうか?
ていうか次巻はあるのか? 展開的にはまさにありそうなカンジだけども。
微妙に立ってるっぽいフラグも気になるわけですよ。

あるなら面白かったので楽しみですよ! と、そんな感じで。



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