初なる恋を巡る淡い時間~W氏とのおデート~ | ×××えんちの事情×××

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5月1日(月)

●おデート

昨年末に32年ぶりに再会したのは

幼き頃の初恋のお相手、W氏。

おかげさまで、再びお逢いする機会を頂き

本日、おデートの運びとなった。(*゚ー゚*)

東京⇔福井という、何につけても比較対象にならない

(利便、センス、距離云々)

かけ離れた場所でそれぞれ生活をしていて

まさかこんな日が来るとは、夢にも思わず・・・。

神様は私に優しい。

死ぬまでに逢いたいと思っている人に

こうして逢わせて下さるのだから

感謝せずにはいられない。ありがとう。




●計画

しかも・・・だ。

遠く東京の地から、この日の為に

食事の場所を調べ、しっかり予約も済ませ

計画を立て、準備して下さったのに感無量。

素晴らしい!

私は私なりに早く上がれるように

自分勝手にシフトを決めていたにもかかわらず

16時上がり予定が、まさかの17時を過ぎるとか

まったくの計画倒れになってしまって、ごめんね。




●ぶり八

仕事を上がって服を着替え、徒歩で向かう足取りの軽いこと。

GW中の疲れも忘れるんだから、私は単純だ。

少しでも早く・・・走ろうか・・・とも思ったけど

多分、コケる(笑)

きっとコケる(笑)

歩く。




●昔話

メモを渡して教室横の階段に呼び出したこと。

お弁当販売のチケットを渡したこと。

バレンタインにチョコレートをあげたこと。

はにかみながら、学校帰りに一緒に歩いたこと。

30数年前の恋も、今の子たちの恋と変わりはないね。

ただ便利になっただけ。

呼び出す為のメモも、長い手紙も不要。

今の時代はラインひとつですぐに思いを伝えることが可能だもの。

私たちは歯がゆくも、奥ゆかしい時代を過ごしてきたものだ。

幼い私たちのあの頃を思い出しながら飲む酒は

私の頬をきっと赤く染めたと思う。




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そう、酒のつまみはお刺身でもなく

サラダでもなく、昔の話。




●カラオケ

お腹を満たした後は、カラオケ飲み放題。




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W氏にサナトリウムをリクエストして

しばしその歌声に聴き惚れた。

あの頃、確かに聴いた記憶に残るあの声だった。

心に沁みる。ごちそうさま。




●懐メロ

古き良き時代のフォークソング的な歌も

今では懐メロと言われる。

そんな特集?みたいな選曲は

お互い歳をとったせいっ!

もう少し唄がうまかったら・・・。

昔から音痴で、人前で歌うことが大嫌いだった私が

こうして初恋の人を前に歌うなんてありえないことだ。

この勇気は酒によるっ!多分。




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テキーラのおかげだろう。

それにしても、このお酒はクソまずかった(笑)

カブトムシが羽を洗った水のよう。

2度と飲まない(笑)




●紳士なる別れ

私に門限はない。

それでも21時半には帰宅。

私にしたら、夜はこれからなこの時間。

正直な気持ち、帰るのが惜しまれた。

だけど・・・これでよかった。

もっと時間があって、もっと酒を食らってたら

きっと絡んで、押し倒したかもしれないもの(笑)

お上品にお別れすることができて、幸いだった。

また高校生時代にトリップしようって

それがいつになるかは未定のまま

またそんな日が来るその日まで

元気でいようって思った。

私の老後も意外と楽しくなりそうだ。

そんな予感・・・。




●W氏へ

お忙しい中、また遠いところ

私の為に時間を作って下さって

どうもありがとう。

お店の予約も支払いも

すべてお任せしてしまってごめんね。

楽しかったよ。ありがとう。




久しぶりに手紙を書きたくなった。

あ・・・

住所、知らないや・・・( ̄∇ ̄*)ゞ




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