●はじめに
頭痛3日目。
そもそもこの頭痛が、すべての始まりだったのかもしれない。
もうかれこれ1年以上、風邪ひとつひいていない。
歳のわりに丈夫で、健康管理もバッチリだと自負していた。
油断?
そんな間抜けな・・・油断するどころか
季節の変わり目こそ、注意しようと思った矢先だった。
●朝食
休日の朝食はホットケーキである。
いつもよりちょっとお高いやつ(ミックス)を買ってきたので
いつもよりちょっと美味しいはずと信じて。


もっちり・・・私の嫌いな食感だ。
いつものよりちょっと美味しくなかった(笑)
私が嫌いでも、チビが食ってくれると信じていた。
が・・・チビ曰く。
起きる直前に、たらふくホットケーキを食べる夢をみて
もうお腹が張って食べられん!・・・らしい。
いっぱい余ってしまった。

●救いのライン
捨てるのも勿体ないなぁ・・・と思ってるところに
みくちょんからラインが来て、全部食べると言うので
すぐにラップして、お届けすることにした。
食べる間、け~ぼ~みててね。
片づける間、け~ぼ~みててね。
洗濯干す間、け~ぼ~みててね。
掃除機かける間、け~ぼ~みててね。
うっ・・・

どうやら私はつかまってしまったようだ。
1時間以上が経過していた。
あ・・・あのぉ、おかんもそろそろ洗濯を干したいので
帰ってよろしいでしょうか?
●食あたり?
家に帰ると、チビがお腹を壊したと言う。
いつもは便秘がちなチビなのに
いーっぱい出て、下痢気味と。
食あたりか?
ホットケーキと巨峰とホットコーヒー。
あたるような食材はないはず・・・と思っていたら
私まで・・・。
心配になってみくちょんに聞いてみたけど
大丈夫らしい。よかった。
授乳中のみくちょんの体調だけが心配だった。
にしても、何故?私たちだけ?
●こたつ
天気がいい日に、こたつを出そうと決めていた。
布団を干して、こたつをリビングにセットして
クローゼットを片付けながら、トイレと友達。
はかどらないんだ。
一過性だろう。出すだけ出したら治る・・・と思っていた。
この時までは・・・。
●頭痛
お腹よりも頭が痛くて、それが1番堪えた。
掃除機をかけながら、時折、床に突っ伏して
倒れ、また起きて掃除機をかけ、また倒れ・・・。
そんなことを繰り返し、昼を過ぎてやっとこさ
掃除機をかけ終わった。
●悲劇の始まり
買い物に行く気もしない。頭が痛むから。
冷凍庫にある干物を焼いて、簡単に晩ご飯を済ませた。
頭痛はさらにひどくなって、光でますます痛み
ずっと目を閉じていたい・・・これは重症。
そして、食後、トイレ。
食べたモノはすべて流されてしまった。
お腹も痛かった。
後片付けもせず、とりあえずキッチンマットに転がって
気付いたら眠ってしまったようだ。
さ・・・寒い・・・
秋も深まり朝晩、たいそう涼しくなったとはいえ
寒さは異常だった。まさか・・・?
熱を測ると37度→38度→39度。
あれよあれよと上がっていくじゃないかっ!
●不安
私は自分の身体のことよりも、仕事の不安が大きかった。
明日は仕込みからラストのシフトだ。
このまま熱が下がらなければ、立っているのもやっとだ。
不安の余り、妹に連絡を入れる。
私の仕込みは、休みを返上し代わりに
入ってくれるというAND~っ!
私のラストは、16時上がりを延長し代わりに
〆作業をやってくれるというひゅ~が!
ありがとう、おまいら!・°・(ノД`)・°・
みんなに迷惑をかけながら、明日は休ませて貰うことになった。
仕事に穴を開けるのは、ここで働きだした頃の
インフルエンザ以来のことだった。
まさに・・・
鬼の霍乱
私にすれば、一生の不覚だった。
●そんだけ?
熱でうなされる私に、チビがしてくれたこと。
コップに水を入れて枕元に・・・。
ささやか過ぎる心配だった。
タオルを絞って、おでこにのせるとか
背中をさするとか・・・
もっとベタな看病あるやろ?
そんだけ?
母ひとり、子ひとりの家庭ゆえ
苦しみの中で思うことがあった。
私の老後はいったい、誰が引き受けてくれるのだろう。
ますます頭は痛くなるばかりだった。
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追伸・・・
チビのお腹は大丈夫だった。
そこでますます疑問。
私は何か拾い食いでもしたのか?