女子中学生の視線の先 | ×××えんちの事情×××

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4月29日(金)

●多分・・・

疲れてたんだと思う。

今朝は珍しく11時前まで寝てた。

アラームで6時半に、目は覚めたものの

それから起き上がることもせず、ゴロゴロしては寝

また目が覚め、また寝・・・を繰り返してた。

1日24時間の中で、睡眠時間ほど勿体なくて

無駄だと考える私ゆえに、とても珍しい事だった。

いや・・・多分・・・相当、疲れてたんだと思う。




●午後2時~

職場に入る。

職場にも疲れてるのか、いや逆に、元気過ぎるのか

生地を飛び散らかす若者がいた。

顔の濃いぃカミヒロだ。




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ドリルを持って呆然・・・。

何か拭くものを取ってくれ!

そう目で訴えるカミヒロに、分かった、待て!と

私が持って来たものはスマホだ(笑)

やらかした時は、とりあえず撮るのが鉄則である。




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そう言えば、これ、私も以前やったことがある。

グルッと丸く生地で円を描いてしまったことが・・・。

笑うしかない・・・。




●そんな折・・・

立ち尽くすカミヒロの姿を眺めながら歩く集団がいた。

目を輝かせて、時折、キャーキャー言ってる。

ははーん、なるほどなっ。

顔は人より濃いぃけど、巷ではイケメンで通っているらしい。

手を振ってくる女子中学生。

この後、たこ焼きを買いに来てくれたんだけど

トッピングを尋ねる私をスルーして

彼女たちの目は後方のカミヒロを追ってたからね。

学校で教わらなかったか?君たちっ!

話をしている人の目を見ろと・・・。

ちょっと頬を赤らめながら、女子中学生が言った。




もう、好き過ぎて・・・




最近の女子は心の内を隠さないんだね。









●失礼でしょ!

その女子中学生の集団は長くフードコートにいて

時折、茶屋の近くをしらじらしく通るフリをした

洗い物をする彼の後ろ姿を、真横で見たいんだろう。

視線を感じた彼がフッと振り向く。




ん?





違った~!イケメンじゃなかった~!




茶屋から逃げるように立ち去る彼女。

失礼やろっ!イケメンじゃないとか・・・。

振り向いたのはカミヒロじゃなく、AND~だった。乙。




●お風呂で

またしても2時間も眠ってしまった。

なんでこんなに眠いんだろう。

春だから?

歳だから?

気をつけないと、いつか浴槽に浮いたまま

永眠してしまいそうだよ(笑)

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私が逝ってしまわれた時だと思って下さい。

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