声をあげて泣いた~どうかしてるぜ~ | ×××えんちの事情×××

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2月11日(水)

何をやっても、かわいいと云う。




どんなにむずかって、泣いていても

どんなに部屋を汚されても

どんなに纏わりついて来ても・・・。




何があっても、かわいいと云う。




たとえ、自分のやりたいことができなくても

たとえ、仕事で疲れていても

たとえ、熱があって倒れそうな時でも・・・。




次女はじゅじゅが大好きで

何よりもじゅじゅのことを考えて

どんな少しの時間でも、じゅじゅとの時間を

大切に毎日を過ごしていた。




1歳6ヶ月のじゅじゅは、近頃は言葉も覚えはじめ

気に入らないと、イヤ!と言う。

機嫌が悪くて、ダダをこねる時もある。

どんなにかわいい我が子でも

つい、手をあげたくなる時もあるものだ。

それでも、次女は云う。




ダダをこねて泣き叫ぶ姿も、かわいいと。




そんなにも愛する我が子を、突然、施設に預けると

次女が言いだし、仰天した。

何があったのか、次女はじゅじゅに背を向けた。

そして、じゅじゅは笑うことはおろか

声を発することもなく、立っていた。

じゅじゅの小さな右の掌は、施設の者が握っている。

じゅじゅがいま、連れて行かれようとしている。

それでも、次女は何も声をかけない。

施設の者は、これが決まりですからと私に言った。

そして、1歩、施設の者がこの場を去ろうと

足を出したその時に

じゅじゅがかすかに呟いた。




ばぁば・・・。




2歩、3歩と離れると

まるで、助けを求めるかのように

じゅじゅの声が大きくなった。




ばぁば!ばぁば!




・・・声をあげて、泣いていた。




ツレテ イカナイデ




私は

・・・声をあげて、泣いていた。









もうずいぶんと

声をあげて泣くことなどなかった。

悲しいことがあったって

悔しいことがあったって

ホロホロと泣くことがあっても

こんなに息も苦しくなるくらい

泣き叫ぶことがなかったので

私はそんな自分の泣き声に驚いた。




そして・・・目が覚めた。









夢だった・・・









夢と気付いても、涙が出た。

じゅじゅが愛し過ぎて、涙が出た。




夢でよかった。

そう思いながら、涙を拭き

また、深い眠りについた朝方だった。




今日は祝日で、私は珍しく仕込み担当だった。

寝坊しないようにしよう。

少し早めに行こう。

心構えの緊張感が、嫌な夢を見せたのか?




どうかしてるぜっ!




仕込みの途中で、重大な事に気付いた。

私はとんでもない忘れものをしていた。

慌てた。

時計の針は、午前8時35分。

開店は9時。

いまなら、まだ間に合う!

私は仕込み途中の手を止めて

雪の残る道をクロックスのまま

自宅へと猛ダッシュした。




これも夢か?




自分に問いかけながら

そっと自分の手を胸にあて走った。

自由に跳びはねる私のふたつの胸・・・。









ノーブラだった!









夢でも幻でもなく、現実だった。

私はブラをするのを忘れ、出勤していたのだ。

なんという失態だろう。

こんなことは、初めてだった。

っていうか、何度もあっては困る・・・。




どうかしてるぜっ!




今日の私はほんま、どうかしてる。

変な夢と、変な夢であってほしい現実の狭間で

心乱された朝だった。




その後は平常心を取り戻し、普通に仕事に従事し

やることやって、何食わぬ顔で、帰宅したんだけどね。




久しぶりに、夜ご飯にコロッケを作った。

チビが珍しく手伝うと、キッチンに立った。

野菜を切らせ、手順を教えながら

フライパンで炒めてもらった。




チビはYDK!

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やればできる子。





これからも、いろんな料理を一緒に作りたいなぁ。

勉強ができなくっても

自炊ができるのは素晴らしいことだから。




むしょうに部屋を弄りたくなった。

モヤモヤ。

きっとそんなモノが、心の奥底にあったんだろう。

それが見せた夢だったんだろう。

だから、夜遅かったけど

リビングをちょこっと模様替えした。

心をスッキリさせるために・・・。




私のお気に入りを、ひとつところに集合させた。

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こういうモノたちの前では

手を合わせたくなる。

次女とじゅじゅをお守りくださいと。




冒頭、私のつまらぬ夢の話で

ビックリされた方もいるかもしれません。

ごめんなさい、驚かせて。

私も、ほーんまに驚いたし悲しかった。

たとえ夢でも。

こんな嫌な夢は、大勢の人に言ったほうが

いいっていうから、ここに書いてみました。

読んで下さってありがとうございます。

最後にいつもの・・・よろしくです。




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