心おきなく家を空けれるので
9時に仕事あがりの長女を迎えに行きつつ
そのまま夜の本町へ繰り出した。
飲みに行こうと意気揚々。
だけど、お腹もペコペコだったので
とりあえず、食事を軽く取ってから飲もうと
1軒目はきらくへ出かけることにした。
平日の夜にしては、きらくはバカ混みしていて
サラリーマンの集団がわんさかいて
賑やかな店内だった。
普段なら、静かな雰囲気を味わえる店なのに・・・。
2階の隅っこのちょっと狭い席につく。

私がメロンボール、長女はブルーラグーン。
海老とほうれん草のクリームソースオムライスを2人で食べた。

卵は巻きかトロトロか選べるので、トロトロを!
ハーフサイズのシーザーサラダも仲良く2人で食べた。

生チョコの盛り合わせ(北海道ロイズ社製)

マンゴーテイストの生チョコが美味しかった。
しつこいけど、これも2人で喧嘩せず食べた(笑)
静かなBARで飲む酒も、いいんじゃないかと思い
秋吉を却下してここに来たのに
まるで居酒屋のような騒がしさだったのは残念だった。
じゃ、ココアズールに行こうか・・・と席を立つ。
敦賀の夜、8号線界隈は屋台ラーメンが軒を並べる。
夜風がちょっと肌寒くなってきたなと
腕をさすりながら歩いているところに
温かな赤い提灯と美味しそうな湯気・・・
そりゃ、立ち止まるでしょ~っ!
飲んだくれのサラリーマンみたいな行動パターン(笑)

あっさりとした豚骨スープ。
もう説明は要らないだろうけど、これも2人で食べた(笑)
私はグルメでもないし、どこが1番美味しいとか
意見できないのが正直なトコなんだけど
やっぱ、らーめんは味噌に限ると思ったよ。
塩と豚骨は絶対に注文しない私なので
参考にならないだろうけど(笑)
赤天を出て、少し歩いて路地を入ったところにある
ココアズールが本日の3軒目。
静かな音楽と、少し落とした照明と
トーンの低い、控えめなマスターの語りは心地よく
つい長居したくなるようなBAR。
数あるカクテルメニューから、飲みたいひとつを選ぶのに
かなりの時間を要してしまった。
あれもこれも飲みたいのに、それもこれもよく分らない。
マスターに助言してもらいながら、気になるカクテルをチョイスした。

私がGGFトニック、長女はカリビアンナイトクルーズ。
GGFトニックは、ジンとグレープフルーツをトニックウォーターで割った
ロングカクテルで、別名グッドガールフレンド。
グレープフルーツの香りが爽やかでサッパリとしたカクテル。
グビグビいけそうだけど、ここでそんな飲み方はすべきではないので
チビチビと頂く。
カリビアンナイトクルーズはココアズールマスターのオリジナルの
ショートカクテルで、その名にちなんだショートエッセイがある。
気になる方はココアズールにて・・・マスター作のエッセイなのです。
傷心の1人旅に出かけたカリブの海が舞台となっている。
それゆえ、カリブの酒ラムをベースにし
色で“夜・不安・大人”をイメージさせたと言うだけあって
カクテルには珍しいとても汚ない色合い・・・
よく言えば、モスグリーンのような色。
そして、味で“女性・期待・ロマンス”を表現したと言うことで
口当たりの良い甘口のカクテルに仕上がっている。
色と味のアンバランスが面白く
これを灯りの下に照らしてみると・・・

実際はふんわりと柔らかな赤(濃いピンク)に変化。
これは新しい恋の予感・・・そんなカクテルなんですねっ!
実に、深い・・・。
長女がこの不思議な色の変化が面白いと
何度も何度も灯りに照らして、頷いてた(笑)

ボックス席よりも、私はカウンターが好きだ。
ブルームーンというカクテルを飲みたかったのに
1軒目のきらくで、間違えてブルーラグーンを飲んでしまったと
悔しそうな長女に、また今度飲みに来ようと言って店を出た。
まだ時計の針は23時を過ぎたとこ。
いやいや・・・帰宅するにはまだ早いでしょう。
ってことで、4軒目はコートダジュールへ。
1時間で入室。
しっかり食べて、飲んできたので
フロントでお冷1杯だけ下さいと言ったら
あら?飲まないの?と言われ
お冷を持って来てくれたEちゃんからも
あれ?飲んでないの?珍しい・・・と言われ
仕事上がりのスタッフYからも
え?飲み放題じゃないの?と言われ
私、どんだけ飲んべぇ~よぉ~とツッコミ入れたくなった(笑)
たった1時間のカラオケはあっという間だったけど
延長する元気が残ってなかった。
私は修学旅行の送りで、この日は5時半起床だったし
長女は翌日の仕事を考えると
12時間寝なければ体力回復しないから・・・
そんな訳で、深夜0時半過ぎ
独身気分で過ごした夜は、これにて終了!
たった3時間余りだったけど、楽しかった。
余生を口を開かない旦那と過ごすのは気が滅入る。
だけど私には
私と行動を共にしてくれる娘がいる。
娘たちがどこか知らないところへ
嫁いでいくその日まで、私は少なくとも
旦那よりは幸せな時間を過ごすだろう。
私だけが幸せになるのは、とても申し訳ないので
誰か、うちの旦那を幸せにしてあげてはくれないか?
先着で、今なら家とローンとおもっしぇ~が口癖の姑がついてきます。(*・ω・)ン?
私には、もう何の欲もない気がする。
欲しいものは何もない。
家も土地も名誉も縁も。
守り添い遂げるべきものがない気がする。
歩み寄る気持ちも、愛情も同情も何もない。
声をかけることさえも、言葉を選ぶ。
すみません。
避けられてると分った以上
この場所が安住の地だとは、とても思えない。
娘たちそれぞれと楽しい時間を過ごしたら
悔いを残さず、消えてなくなりたい。
・・・か、尼になりたい。
あら?楽しかったはずの3時間を書いてたのに
湿っぽくなってしまったぞ!
酒が足りないのかな(笑)
ってことで、今日はこの辺で。
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