葬儀~私の居場所~ | ×××えんちの事情×××

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今日は昨夜の雨もあがり、陽のさすいい天気に恵まれ

キラキラ光る海を眺めながら、車を走らせるえんちでした。

あんまり暖かく、いいお天気だったから

このままドライブにでも行きたいねぇ・・・なんて言いながら(笑)

いくらなんでも、喪服じゃまずいでしょ!




道中、工事の為の一方通行規制があって

どえらい長く待たされてしまい、あわや葬儀に遅刻するかと焦った。

昨夜と同じく親族側の席に着席。

ほどなく・・・僧侶5人が入場し読経が始まった。

とても太く響きのある声に、つい聞き惚れてしまったほど。




焼香の時がきた。

喪主、遺族、親族・・・1人1人の名前が呼ばれ焼香。

ここで少し戸惑ったのは、私たち母子の名前が呼ばれなかったこと。

焼香のタイミングが・・・。

アナウンスは次に会社関係者、その後一般焼香と進む。

やむを得ず、一般の方が済んだ頃・・・母子揃って焼香させて頂いた。

なんだかねぇ・・・親族側に座っているにもかかわらず

めちゃくちゃ怪しい私たち4人みたいな・・・。




葬儀の後すぐにミスだったと侘びにきたけれど

この待遇は、思えばこれが始めてのことでもなかったので

またか・・・みたいな気分。

ただ遠いところ(私の)実家の父母も葬儀に参列し

後方の一般席より、どんな思いをしてこの光景を見ていたのか?

それが気になるところだった。




10年ほど前、旦那の父(すでに離婚していたので元父になる)が他界した際

通夜の席で私を長男の嫁と紹介しないからと義母に言われ

遺族側でもなく親族側でもなく・・・居場所がない私はひとり

一般席で苦々しい思いを押し殺して参列したことがあった。

実家の父母は後で、とても不愉快な気分だったと言っていたので

多分、今日のことも・・・。




思うに・・・

家庭内別居してるとはいえ、部屋が別なだけで

私たち家族は、家族としての繋がりはまだ健在と思っていた。

もしかして、違うのかな?

案外、旦那からはもう嫁として見切りをつけられてしまってるのかも。

この2~3日、とても旦那が遠く感じる。




――――― 私はどうしたらいい?

――――― あなたはどうして欲しい?




旦那との会話がこの状況においてもまったくないのが不思議なくらい。

本当に壊滅的な夫婦だと悟った。




居たたまれないので、出棺を見送った後

火葬場までは遠慮させて頂いた。




ほぼ予定通り、12時だった。




腹、減ったぞ~!




実家の父母と昼食。






思ったとおり・・・

あの焼香の順番はおかしいんじゃないのか?

そう突っ込まれた次第です。

終わったことだし、もういいから・・・。




実家の母がどうしても気がかりなことがあったと話を続ける。

昨夜の通夜にはどうしても足がなくて

葬儀のみの出席となってしまったんだけど

通夜の席に実家の父母が来ないことで

おまえ(私)の立場がないんじゃないかと

それだけが心配で・・・心配で・・・。




それを聞いた時、なんだかグッときてしまって

この葬儀で1滴の涙も出なかった私が、泣きそうになってしまった。

幾つになっても親は子を心配するんだなぁ。








夕方、病院へ行ってきた。

喉が最悪な状態。

声が枯れて話すことが苦痛。

5日分、薬を処方してもらったけど

治るかな・・・。






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