*この記事は 感染~炎症~気休めの治療 の続きになっています。
やっぱり想像したとおり、痛すぎる足裏。
苦しい1日の始まりだ。
びっこを引きながら、留守番のこどもたちの弁当を作って
洗濯を干していると、能天気な長女がいつもより爽やかに起きて来た。
“空を飛んできたぁ!この窓から外に出たんやで~♪”
無言・・・

“最近、夢の中で自由に空を飛べるようになってん!凄いやろ?!”
凄いやろって言われても・・・

長女の頭の中・・・きっと・・・
得体の知れないモノが、増殖しているに違いない。
たとえば、私の足裏の膿のように・・・。
レストでのパートは、8時半~2時。
祝日のレストとあって、昼のピーク時には
なにから手を付けたらいいやら・・・ただあたふたと
私に出来ることに意識を集中してやりこなした。
レストのスペシャリスト(師匠)と呼ばれるFさんには
かえって私は邪魔だったかもしれないが、私にはいい勉強になった。
お疲れ様でした・・・Fさん。
仕事中は痛いなりに、立ち方、歩き方に気をつけて
忙しさに痛いと思う暇もなく済んだので良かったんだけど・・・
さぁ、家に帰ってからが大変。
だって・・・
痛いんですもの~!(泣)
お風呂のあと、恐る恐るカットバンを剥がしてみた。
傷口を確かめる。
あぁ・・・やっぱり・・・。
黄緑に色を変えた傷口が、確実に昨日より大きくなっていて悲しかった。
私の足裏でばい菌が増殖している。
膿が増え、腫れたせいもあって、足裏は少しの振動でビンビン響く。
もう限界だった。
この痛みに毎日苦しむより、今、もっと苦しんでラクになりたい。
今、我慢してこの傷口に穴を開ける。
腫れたその傷の周りを、グググーッと押して膿を出す。
それがどんなに痛いことか・・・私は知っている。ここ参照
だけど、この処置で嘘のようにラクになることも私は知っている。
本当はこういう治療に1番避けたい人物である旦那だけど
ここは、あえてやってもらうしかない。
それだけ私にとって限界・・・切羽詰った事態だったのだ。
旦那にいちるの望みを懸けようじゃないかっ!
荒治療による痛みに耐えようと決心した私は、助けを乞うことにした。
こういう処置は痛がり屋さんには絶対無理だけど
たとえば、私のような・・・^^;
逆に旦那のような・・・
人にも自分にも厳しく、人の痛みなど全然お構いなしなドSさんには
持って来いだったりする。
針とマキロンとゲンタシンとカットバン。
旦那が私の足裏に針を刺した。
そして、ギューッギューッと、痛む傷口の周りを押し潰した。
痛いっ!痛いっ!痛いっ!
はずみで、ブチュッと黄色い膿が出た。
四方八方から押し潰し、膿という膿を押し出した。
痛みをこらえ切れず、ンガァーァ・・・と、うめき声が漏れる。
この苦しみは出産の苦しみと似ている。
この苦しみで気が遠くなる。
必死に痛みと闘いながら、私は思った。
これはウミの苦しみだ! と・・・。
お後がよろしいようで・・・。

とにかく・・・
これで快方に向かうだろう。
膿が出て、腫れが引き、痛みが日ごと薄れていくだろう。
とても頑固な固いウンコが出たような・・・
そんなスッキリ感に私は今、包まれているのです。
よっしゃ~!晩酌しよっと!チューハイタ~イム♪



