国語辞典を買いに・・・ | ×××えんちの事情×××

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この春・・・中学に入学した次女に新しい国語辞典を・・・。

ってことで、書店巡りの日曜日。

たかが国語辞典・・・。

されど国語辞典・・・。

いっぱいありすぎて迷った。




たいして変わらないにしても、それぞれ微妙な違いがあって

どれを買ったらよいのか・・・困った。アセアセッ (^▽^;)ゞ・・・




この何冊もある辞典から、どれかひとつ選ぶには・・・?

そこで、1つの言葉を引いてみて、比較してみることにした。

なんとなく・・・閃いた言葉。




バイオ




引いてみたが内容的に大差はない。

ただ表記の仕方が多少変わっていて、その見易さから1冊を手にした。

言葉で説明しがたいものには、挿絵でホローされている。

行間の隙間も絶妙だ。

そろそろ老眼の恐れがあるえんちの目にも優しい気がする。




辞典と言うと、難しそうで堅そうなイメージがあって

表紙にしてもそのイメージが表れるものだが

私がコレッ!と思ったソレは、とてもシンプルで色使いが良い。

デザイン的にもひときわ、目を引き、コレしかないと・・・そう思った。

しかし・・・

私が気に入っても、実際、これを使うのはお子である。

次女に決めさせることにした。









国語辞典と言えば 「新明解国語辞典」 が有名である。




正式な略称は「新明国(しんめいこく)」だが・・・

好事家には「新解さん(しんかいさん)」の愛称で親しまれている。


項目数は76500(第6版)





「タモリのジャポニカロゴス」 という番組の中でも

「新明解国語辞典」 のおもしろさが紹介され、みなの知るところである。

ちなみに、第4版 は異様におもしろく、おもしろすぎて品薄状態。

ネットオークションでしか入手できないという噂もあるほどだ。


そのおもしろさを語るに、よく取り上げられるものと言うと・・・




れ・ん・あ・い




・・・だそうな・・・( ̄ー ̄)ニヤ




普通の辞典で引くと・・・





 れんあい【恋愛】

 特定の男女間で、たがいに相手を恋い慕う愛情。恋。






・・・と、実にあっさりと書かれているのに対し

「新明解国語辞典」 だと、こうなる。



 
~ぶっ飛びの第4版より~


 れんあい【恋愛】

 特定の異性に特別の愛情をいだいて、二人だけで一緒に居たい、

 出来るなら合体したいという気持ちを持ちながら、が、がっ、合体っすか?!

 それが、常にはかなえられないで、ひどく心を苦しめる

 (まれにかなえられて歓喜する)状態。なんとなく笑えるw






~合体発言を取り消した第5版より~


 れんあい【恋愛】

 特定の異性に特別の愛情をいだき、高揚した気分で、

 二人だけで一緒にいたい、精神的な一体感を分かち合いたい、

 出来るなら肉体的な一体感も得たいと願いながら、そ、それって・・・(。-_-。)ポッ

 常にはかなえられないで、やるせない思いに駆られたり、

 まれにかなえられて歓喜したりする状態に身を置くこと。






このおもしろさが癪に障るという方も、なかにはいるのだろう。

第6版では、かなり普通っぽ?!叩かれたの?!




その改訂された第6版より。


 れんあい【恋愛】

 特定の異性に対して他の全てを犠牲にしても悔い無いと

 思い込むような愛情をいだき、常に相手のことを思っては、

 二人だけでいたい、二人だけの世界を分かち合いたいと願い、

 それがかなえられたと言っては喜び、

 ちょっとでも疑念が生じれば不安になるといった状態に身を置くこと。






ついでに、動物園・・・。




~第4版より~


 どうぶつえん【動物園】

 生態を公衆に見せ、かたわら保護を加えるためと称し、捕らえて来た

 多くの鳥獣・魚虫などに対し、狭い空間での生活を余儀なくし、

 飼い殺しにする、人間中心の施設。






・・・とまぁ、こんな感じ。

他の国語辞典には見受けられない解釈の多い 「新明解国語辞典」

おもしろいのは認めるが、学校で使うとなるとどうだろう?

私は考えた。

解釈がおもしろくっても、実際、これで勉強するのはお子である。

やっぱり・・・次女に決めさせよ~っと。









書店にて・・・。

実際に手にとって、パラパラと辞典をめくる次女。

そして・・・コレだっ!と、数ある辞典からひとつを手にとった。

その瞬間 ―――――。

さすが・・・親子だなぁとつくづく感心することとなった。

次女がコレと手にした1冊は、私が選んだソレと一致したのである。




地球温暖化、ニート、ブログなど時代を映す新語を増補っ!


類書中最多の82000語を収録した国語辞典!





カバーから取り出すと、真っ白なところもなかなかお洒落。

そして、巻末の歴史年表は、次女の心を大いに奪ったようだった。

我が子が歴史に興味があるなんて、知らなかったよ・・・アセアセッ (^▽^;)ゞ

なんにせよ、早くお気に入りの辞典が見つかってよかった。

コウジから ( あ!担任です・・・) 月曜日には持って来るようにと

しっかり念を押されていた次女だった・・・。

えっ?! もしかして、遅かった?ごめんよぉ~(┳◇┳)ダァーッ







小学校の卒業記念で、辞典をもらったよ。


   


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載ってるようで載ってない?!


「新明解国語辞典」 第6版には載っているものの、

第5版には載っていない 「滑舌」

三省堂のでかい国語辞典の 「大辞林 」 にも載ってないらしく・・・

基本的には辞書には掲載されていないという 「滑舌」

次女が買った辞典には、ちゃんと載っておりました。ヾ(゚∀゚)ノ゙ ウヒョ-

ちなみに・・・

「滑舌」 という字・・・IMEでも変換できませんねぇ。

カツゼツ・・・カツゼツ・・・カツゼツ・・・カツゼツ・・・カツゼツ・・・カツゼツ・・・