春爛漫!突飛な長女 (後編) | ×××えんちの事情×××

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家族を惑わせ、心配させた長女の突飛な行動とは、いったい何だったのか?




これは 春爛漫!突飛な長女 (前編) の続きになっています。

読んでない方はこちらからどうぞ→ ここです!











私は長女の行動の裏をかき、どんな企みがあるのかを探る。

長女は無償の微笑みで私に近づいて来る。

こっ、こ、、、、、怖いっ!!((((((((((:;;゚:;:Д:;゚;;:))))))))))ガクガク

思わず、キッチンで後ずさる私。三(゜ロ゜;ノ)ノヒッ・・・

震える私に長女はなお、微笑みを絶やさない。

だっ、だ、、、、、だから・・・









怖いって言うとるやんっ!
いったい、なんやのん?!










丸めるの手伝おうか?

(゚∇゚ ;)エッ!? なに?今なんて言った?空耳か・・・



















手伝うよ!



















!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?

(;゜ ロ゜ )ナン!( ;゜ロ゜)デス!!( ; ロ)゜ ゜トー!!!









頼まれても、箸の1本だって出しゃしない・・・

茶碗を並べてと言ったところで、素知らぬふりをする・・・

テレビをつけてと言えば、どうして私が?と文句をつける・・・

要するに・・・【手伝う】なんて言葉・・・

長女の持つ辞書には登録されていないんじゃなかろうか?と思うほどに

奉仕の心を持たない奴代表・・・長女が・・・

頼んでもいないのに、自ら「手伝うよ!」とキッチンにしゃしゃり出たのである。




多分、これは事件です!




そして、この事件の引き金と言えば、ひとぉーつっ!

この春爛漫たる陽気がすべての原因であり、

長女はこの陽気に心身ともに、らりほ~♪

壊れちまったのではなかろうか?




キッチンにて・・・。

私の横に長女が並び、2人でコロッケを丸め始める。

このツーショットに次女は愕然。

どういう風の吹き回しだ?!あの姉が・・・あの何もしない姉が・・・!

きっとこの後、予期せぬ事態が待っている。

雨や嵐になるかもしれない。

次女も私も不安を隠せない。




とりあえず、夕飯の支度を急いだ。




出来上がったコロッケたち・・・


形がさまざま・・・Σ( ̄□ ̄;;;)!!





よぉーく見たら・・・





キタ━━━━(・∀・)━━━━!!!!


ハートのコロッケっ(。-_-。)ポッ





料理に不慣れな長女にすれば、コロッケ形成=粘土遊びみたいなもののよう。

でも、率先して手伝おうとした点において

おおいに褒めてあげたいと・・・素直にそう思った。




ありがとう、長女っ!




話はそれだけ・・・




では終わらない。

長女の突飛な行動は、この春の陽気とともに続いたのだった。




あれは先週の金曜日の出来事だった。

次女が微熱と倦怠感で学校を休んだ。

熱が上がってくるようなら、インフルエンザが疑わしい。

午前中、しばらく様子を見ることにし

午後からの診察で次女を行きつけのお医者さんへ連れて行くことにした。

しかし、運悪くお医者さんは会議の為、診察は4時以降になると言う。

受付を済ませ看護婦さんに尋ねると、次女の番は4時半以降・・・。

夕飯の支度を手早く済ませて、夕方、次女を連れ再びお医者さんへ出向く。

6時前に家に帰ると、長女がな、な、なんと・・・

風呂を沸かし、チビを風呂に入れてくれていたのだ。

あっ、あ、、、、、ありえないっ!どういう風の吹き回しだ?(゜ロ゜)ポカーン!




キッチンでのお手伝いといい、妹を思う姉心といい、

めったに見ることのない長女の行動を、突飛と呼ばずしてどう呼ぶょ?!

この春・・・

突飛な長女に、つい目を細めてしまう母、えんちだった。









念のため、長女に下心はあるのかと聞いてみた。

先日、バレンタインで友チョコ作りに挑戦したのだが、

それが思ったより楽しかったのと、上手くできたので味をしめたよう。

今度はなにかケーキ作りに挑戦したいという純粋な気持ちがあるだけらしい。




とは言うものの・・・




チビをお風呂に入れるにいたっては 

チビの分のおやつをこっそり横取りしていたのを私は知っている・・・。







いま、何位かなぁ~?

それぞれをクリックしてくれると嬉しいえんちです!



   

   いつもどうもありがと~っ♪





フレンチトースト


しみったれたパンだと思う。

私はなんでもこんがりと香ばしく焼けたものに惹かれるので

このベチャベチャのしみったれたフレンチトーストは大っ嫌い。

私が嫌いなものは、食卓に出ることなどないので

それを知っている長女は、自分で作ってでも食べたいと言い出し

毎朝、いつもよりちょっと早く起き、低血圧で寝起きが悪いくせに・・・

せっせと自分の為にたった1枚のフレンチトーストを焼いている。

ガスの火のつけ方も、これでいいの?といちいち聞きに来るような長女が

卵をカッと割って、チャッチャと混ぜて、ジュッと焼いている・・・。

突飛ではあるが、そんな長女を成長したな・・・と

やっぱり目を細める母、えんちなのです。





毎朝、フレンチトーストで摂取するバターのカロリーに

長女は気付いたようだ。

やばい、やばい・・・と連呼していた。

チッ… ( ̄、 ̄) おまえは出川かっ!!