おいしい水 | ×××えんちの事情×××

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×××言いがかりも×××言い訳も×××すべてそこには
×××事情があるから×××



あなたにとって、結婚は 
渇きを癒してくれますか?




朝、夫(大樹)を送り出したあと、金魚に餌をやりながら、

私と同じだ、と弥生は思った。

1日24時間態勢で、世間から切り離された1日が終わる・・・。

岐路に立つ女性の、「渇き」と「癒し」を切実に描く。




平穏な生活をしていても満ち足りない・・・。あ・・・なんかわかるような・・・

そんな家庭の主婦が求人広告のチラシを頼りに職探しを始め、

タウン誌の取材・編集のパートをはじめるようになり、

それまで無頓着だったパソコンにも挑戦。

夫:大樹からメールの送受信方法を教えてもらうシーンなど、

まるで数年前の私のようだ・・・と、思った。

1台のPCを家族で共有するのが普通だと言う弥生に対して




1人1台が原則だ!
夫婦でもプライバシーはある!





・・・と、主張する大樹の焦る姿が笑える。(; ¬_¬)・・・怪しいっ!




早い話・・・

家の中でただ子供の世話をし、旦那の帰りを待っていた専業主婦が

外に出て働きだすと、いろいろあるよ・・・という話でしょうか。

ってことは・・・私にもあるのかしらん♪いろいろと・・・(*≧m≦*)ププッ



馬の合わない姑との付き合いだとか、

幼稚園の送迎時のお母さん同士の付き合いだとか、

思わず、うんうん・・・と、うなづくことばかり。

ネットでの出会いだとか、セックスレスだとか、

話はどんどんと広がっていくけれど、ありがち

納得がいかないような展開が面白くもあり、腹立たしくもあり・・・。

結局、一気に読んでしまった。






盛田 隆二
おいしい水





一瞬鼻の奥がつんとして、泣くかもしれない、と弥生は思った。

でも涙は出てこなかった。




この2行の書き終わりに・・・なぜか、とても惹かれる。







おいしい水と言えば・・・?やっぱこれでしょー!


   


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盛田隆二をもう1冊


つい先日、読み終えた・・・

“ありふれた魔法”

秋野智之44歳、

城南銀行五反田支店次長、

妻と3人の子あり。

人生の予定が狂うほどの恋など

するつもりはなかった。


この・・・

するつもりはなかった・・・

に、哀愁を感じるえんちです。