もう・・・
あの頃のような ふたりには戻れない
ポストに鍵を投げ入れて
溢れる想いを 呑みこんだ
あなたの笑った顔や ちょっと困った顔・・・
情けないくらい甘えた顔・・・
わたしの中の あなたの面影を
すべて振り払ってみたけれど
やっぱり 好きと言いかけて
ギュッと唇を噛んだ・・・
駆け下りた階段に いつまでも響く 鍵の音
カシャーン―――――
もう・・・
あの頃のような ふたりには戻れない
涙で霞んだ 見慣れた街並みが
セピア色に暮れてゆく
さよなら・・・
ひとしきり噛んだ 唇が痛い
ご面倒ですが、それぞれをクリックしてくれると嬉しいです・・・(* ̄∇ ̄*)エヘヘ



