母の知人が亡くなった | ×××えんちの事情×××

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実家の父が先週、脱腸の手術を受け

今日、めでたく退院することになった。私はアッシー・・・

歳をとるごとに、体のどこかしこ具合が悪くなる両親は

半年ごとにどちらかが入退院を繰り返している。

そんな両親の足元がおぼつかないとか、後ろ姿が小さいとか、

確実に老いていく姿に、この先、健康で過ごせますようにと願ってやまない。









おととしの12月・・・実家の母が大腸がんの手術を受けた。

時、同じく・・・

偶然、同じ村に住むAさんが入院し、これまた偶然・・・同室となった。

気心知れたAさんとは、世間話も弾み、お互いに励ましあい

退屈することなどなく、母は2週間の入院生活を過ごすこととなった。

そして年の瀬も押し迫った頃、母は退院する事になった。

Aさんを残し・・・。




それから冬になり、春になり、また秋になって・・・

母は足を骨折し、再びその病院に入院する事となった。

Aさんはあれからずっと入院したきりだった。

足の手術を終え、歩けるようになった頃、

母は時々、Aさんの病室に顔を出していた。

もともと痩せていたAさんが、さらに痩せ、顔色も悪く、衰弱しているのを

母は心配し、かける言葉が見つからない・・・と言いながら

それでも一声かけに見舞う事を続けていた。

3ヶ月の入院生活を終え、母は退院した。

Aさんを残し・・・。

 


母は今でも抗がん剤を飲んでいて、その病院に通院している。

その度にAさんを見舞っていた。




最近になって・・・

Aさんの具合はさらに悪くなり、人と会う事をためらった。

母は名前だけを告げ、Aさんの病室をあとにした。




そのAさんが昨日、亡くなった。

まだ53歳だった。




実家までの車内で、母はそんなAさんの話をしながら、時々・・・

窓の外、遠くのほうを眺め、口をつぐんだ。




なにを考えているの?





母の気落ちした顔は、見るのも辛い。




退院したジジが、きっと母の良い話し相手になってくれるだろう。

ジジに母をたくし、頂けるだけのカレイの干物を頂いて 決してただでは動かないっ!

えんちは今日の任務(アッシー)を終えた・・・。







実はここだけの話・・・ランキングに挑戦していますっ!


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病院へ行った後は
いつも体から精気が抜けてしまうような、
そんな言いようのない脱力感がある。
なぜだろう・・・?






Aさんのご冥福をお祈りいたします。