一流企業に勤めるエリートサラリーマン・・・橋田浩介、38歳。
幼い頃より家族から異常なほどの虐待を受け育った女子大生、中平香折と
出会い、彼女から目が離せなくなる・・・簡単に言えば、そんな話。
でもこう書くと なんや、中年のおっさんが若い女子大生にメロメロになって
ホワァ~ン( ̄▽ ̄*)。。oO{あんな事・こんな事・・・} やっちゃう話か~?
・・・なんて思うかもしれないが、まったく違うので誤解しないで欲しい。
これは38歳になるまで仕事しか取り得がなく、人を深く愛する事がなかった
男の最初で最後の恋の話だと言える。
「人は何のために生きるのか」
「人を愛するとはどういうことか」
この1冊の中にあるのは、そんな問いかけだろうと思う。
無償の愛・・・なんです。ホントに・・・。
とにかく、これからはずっと2人で、絶対、離れ離れにならずに生きていこう。
愉快なときも苦しいときも、いつも必ず2人でいよう。
香折に囁くこの言葉・・・
どうしてもっと早く言ってあげる事が出来なかったのかと
歯がゆい気持ちになってしまったけれど、最後はやっぱり・・・(゚ーÅ) ホロリ
私はきっと香折は目覚める時が来る・・・
そして最高の笑顔で浩介に微笑む時が来る・・・
そんな祈るような気持ちで、本を閉じました。
最後に・・・本当に愛する人の前では、見返りを求めないものなんだと知り
ちょっと旦那のことを想ってみた。
駄目だっ!
見返り先払いの後でしか、私は動かないな・・・。
私の旦那への愛は薄っぺらい事も知ってしまった。
シトシトと降りやまぬ雨の昼下がり・・・。
あ~うっとうしぃ。
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ちなみに去年の今日の日記はこれっ (。・・)σ・・・【これって病気?!】