Balance | ×××えんちの事情×××

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銀色夏生が好きでよく行くという、千葉(房総)での写真がいっぱい。

 

この本の中から同名タイトルで CBS SONY より、CD、カセットが

 

発売されました。もちろん・・・私・・・持っていますよっ。( ̄^ ̄) エッヘン

 

歌っているのは一般公募から選ばれた少女。

 

透き通るような声が印象的です。




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時々

あなたのことを知ってても、時々、何も知らないような気になる。

 

あなたのことを好きだと思ってても、時々、本当に好きなのかわからなくなる。

 

あなたに好かれてると思ってても、時々、本当に好かれてるのかわからなくなる。

 

あなたのことを知らなくても、時々、とてもよく知ってるような気になる。

 

 

 

 

 

。。。。。本刊より引用。。。。。





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混沌

 

          抱きしめてさらってもいいんだよすぐに


混沌としていて、自分でもよくわからないんだ。僕を理解してほしいと言ったけど。それ

 

は自分で自分をもてあましているからさ。君が僕をずっと見ていてくれて、いろいろなこ

 

まかい性格や反応を知りつくしてくれたらと思うよ。そうしてそのまま深く、愛へと発展

 

してくれたらこんなにらくなことはないのに。

 

僕だって、そりゃあ君のことよく見てたいし、知りたいし、そうするつもりだけど、でも

 

君が僕を見てるほど充分にはできないかもだよ。だって僕には仕事があるからさ。それは

 

君だってちゃんとわかっててくれてるよね。僕は仕事も大事で、君も大事で、どちらも大

 

事だから。その点、君も安心だよね。・・・・・・だって、なんとなく僕って、潔癖そうだろ。言

 

われてるほどいいかげんじゃないよ。ゴタゴタがいやなだけで。そういう時は、逃げちゃ

 

うけど。だってさ、ゴタゴタの中で苦しんでてもなんにもならないじゃん。そんな時は、

 

嵐がすぎるのをじっと待てばいいんだよ。嵐ってのは感情だからさ。

 

だいたいね、君は小さいことをやけにこだわって考えすぎだよ。考えたくないことを考え

 

ないでいられる力というのを、ひとつ僕が与えてあげよう。こっちへおいで。

 

 

 

 

 

。。。。。本刊より引用。。。。。

 

 

 

 

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微妙なバランスで保たれるべきことがあり過ぎるので、

 

それに必死にしがみつき、オロオロとしてしまう事が多々あります。

 

でも・・・悲しいかな・・・

 

その不安な気持ちが大きくなればなるほど、バランスは崩れてしまうのです。

 

肩の力を抜いて向かい合いたいものですね。←難しいけど・・・(´_`。)

 

 

 

 

     *書籍名・・・・・Balance
     *著者名・・・・・銀色夏生
     *出版社・・・・・角川文庫
     *発刊年・・・・・1989年