波間のこぶた | ×××えんちの事情×××

×××えんちの事情×××

×××言いがかりも×××言い訳も×××すべてそこには
×××事情があるから×××



こぶたのタッくんとキヌちゃんの恋のひとコマ・・・。

ちっちゃなかわいいイラストに、ひと言ふた言の言葉を添えて・・・。

タッくんのキヌちゃんを想う一途なところが

いじらしくて、かわいくて・・・思わず撫でてあげたくなります。

銀色夏生は57ページを“あ~なんて、楽しそう・・・”

コメントしています。タッくんがキヌちゃんをぐるぐる回しています。




++++++++++++++++++++




「あめ」


あめは 空から 落ちてくる 水

どうして 小さい つぶつぶに なって

自然と ふってくるのだろう


あめに うたれて

思いだすのは

あなたのことばかり





。。。。。本刊より引用。。。。。





++++++++++++++++++++




ふいに ひとりの時

なにを 考えてるの?


ぼくは ぼくよりも きみを

傷つけちゃいけないと 

思ってる




。。。。。本刊より引用。。。。。





++++++++++++++++++++






ほんのちょっとした事が、とても嬉しく感じる恋のはじまりは

淡い淡い桜色・・・。

春風に飛ばされないように、あの角の隅っこで逢いましょう。




      *書籍名・・・・・波間のこぶた
     *著者名・・・・・銀色夏生
     *出版社・・・・・角川文庫
     *発刊年・・・・・1988年