夢のような告白 (前編) | ×××えんちの事情×××

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私はある人から告白をされた。




それは友達とランチを食べに行った時だった。

たまたま隣席に座っていた1人の男性と目が合った。

その人のことを私はずいぶん前から知っていた。




なぜ?




その人は小児科の医師だった。

私の子供がまだ赤ちゃんの頃から、ずっと・・・

お世話になっているこの辺りでは大きい病院の小児科の医師。

私は初めて会った時からその医師について行こうと心に決めた。




ちょっと・・・いや・・・かなり、おおげさか?





独立してクリニックを開業すれば、私もかかりつけの病院から

その医師のクリニックへと足を運ぶようになっていった。

中年だけど・・・とても優しそうな目をしていて、はにかんだような

笑い方をする・・・そんなシャイな一面を持つその医師は、

とても人気があった。当然のことながらクリニックはいつも満員御礼で、

前日から予約がいっぱいで診てもらえない時も度々ある。




その日は休業だったのだろうか?

白衣を脱いだ医師はやっぱりどこか、周りの人とは違ったオーラの

ようなものを感じさせる、洗練された洒落たスーツを身に着けていた。

ブランド物のような嫌味のない、落ち着いた色調は

その医師の人格そのものだった。←褒めすぎか?




私も医師もすぐに存在に気がつき、軽く挨拶を交わす。

するとこちらでご一緒に・・・と合い席を勧められ、友達も一緒に

その医師と同席することになった。




そんな公の場で・・・しかも友達まで横にいるというのに

医師は焦っていたのだろうか?

それとも休みとあって、少しアルコールでも嗜んでいたのだろうか?





医師は1人ではなかった・・・。

医師よりも私よりも・・・遥かに若い男性が隣に座っていた。

医師と私が日常の他愛無い挨拶や会話を交わしていると

その男性が医師の肘をつついた。“早く紹介しろよ・・・”

まるでそう言うかのように、せわしく・・・。

医師は私にある告白をした。




・・・( ̄。 ̄;)あのぉ… この告白話・・・長くなりそうなので

今日はこの辺でやめときます。また次に続きを話しましょう。
          



                 夢のような告白(後編)へ続く