1990年3月、舞台は札幌。大学4年の安達俊介は
ひとまわり年上の涌井裕里子と出会い、恋をする。
俊介の将来はその恋に落ちたことによって、大きく変わっていく。
恋におぼれるとはこういうことなのか・・・?
どこまでも人間として落ちていく様をリアルに書いてある。
恋は・・・簡単に落ちるものじゃない・・・。
地位も名誉も・・・何もかも、捨てる覚悟が時には必要だ・・・。
それが出来ないから、苦しいわけで・・・。
うまく行かないから、すがってしまうわけで・・・。
どちらかが相手より少しでも冷めれば終わる・・・。
そんな未来の見えない儚い恋の魅力とは何なんでしょうね。
- 盛田 隆二
- 夜の果てまで