苦労は決して無駄にならない | エンちゃんの思いつれづれ

エンちゃんの思いつれづれ

2019年第2回CFP®資格審査試験で6課目一括合格を達成。2020年4月よりCFP®認定者。
マラソンでは「秋田内陸リゾートカップ100キロマラソン」20回完走達成。
「エンちゃん」の由来は、箱根園のゆるキャラ「縁結びのエンちゃん」。

 月曜にワクチン5回目接種を受けた後、木曜からランニングも税理士試験学習もリスタート。

 ただ、毎度のことながらワクチン接種後のランニングでは本調子にはまだまだ。

 本日も12kmランニングでキロ6分半ぐらい。

 接種前はキロ6分切れていたので。。。

 あせらずに進めます。

 

 さて、税理士試験の学習ですが、1月の達成目標として「通信講座での法人税法の進捗率を前月の36%から50%に乗せること」を掲げていました。こちらについては通信講座を4月中に完了させて5月からの「本試験に向けての臨戦態勢づくり」には必須と考えて設定した目標でした。

 こちらについては、本日時点で実力養成コース3の途中で進捗率は51%。

 何とかクリアはできています。

 ただ、実力養成コース2のラストにある「実力テスト2」はまとまった時間が取れずに後回しにして未着手です。
 理論記述対策もまだできていないので、先に計算問題だけやってみることも考えています。

 

 法人税法の学習を始めてほぼ3か月で学習時間は現時点で198時間。

 相続税法は6月11日からの7か月半で552時間ですので、2科目計で750時間。

 理論記述(丸暗記系)での失点は覚悟しており、計算問題を得点源に育てる必要があるのですが、法人税法でまだまだ課題もあります。

 現時点では「貸倒引当金、外貨建取引、外国税額の控除」がアキレス腱。

 強み・弱みを書き出しながら、これからの「打ち手」につなげていきたいと思います。

 

 前置き長くなりましたが、本日の法人税法の学習は、「別表5(2)(租税公課の納付状況に関する明細書)」を中心に取り組みました。

 特に、「別表5(2)」は今勤めている会社の本社経理部で法人税担当だった20年ほど前に、「別表5(1)1(利益積立金額及び資本金等の金額の計算に関する明細書)」と「別表5(1)2(資本金等の額の計算に関する明細書)」との関連づけが「法人税申告の手引き」を見ながらでもなかなかうまくいかなかった箇所。当時のほろ苦い記憶がよみがえってきました。

 

 ただ、実際に通信講座での講義を受け、演習をする過程で、「理屈」のような気づきを得ることができました。

 こうして考えると、20年前は「ほぼ」機械的に「法人税申告の手引き」を頼りに「数字を埋めていた」レベルでしたことを振り返っています。

 また、学習効果を高めるために、別表5(2)のトレーニングのついでに、別表5(1)1と別表5(1)2のトレーニングと組み合わせて学習することで肉付けをしました。

 当時の経験は、20年ほど経過した現在に、遅ればせながらじんわりと理解の助けになっている手ごたえを感じました。

 そして、「あのとき苦労したことが決して無駄にはならなかった」と、現在になって思えるようになりました。

 そう「気づけたこと」が本日の大きな収穫でした。 

 難関資格である税理士試験を勝ち抜くには、自分なりの創意工夫を加え、ただ暗記したり解法を覚えるだけではなく、気づきやひらめきを絡ませながら、知識を底上げしていきたいと思います。

 丸暗記での弱いところは、経験値と実務力と創意工夫でカバーします。

 

 

【追記】

 

 金曜日に日本FP協会主催のZOOMセミナーを受講しました。

 わたくしぐらいの年代向けのFPキャリアセミナーでしたが、個人的には今後の指針作りに役立ちそうな情報もあったと思っています。

 その中で、ある講師さんからは「中小企業診断士やMBAは取得できたけれど、【行政書士だけは】合格できませんでした」とお話しいただきました。

 世の中では、行政書士と他士業の資格との優劣をおっしゃられる方がいらっしゃることを見聞きすることがありますが、個人的には士業では優劣よりも「それぞれの資格に応じた役割と協業」が大切と思っています。

 フリーランスの講師さんで「オーラ」すら感じる方でさえ、「行政書士試験」はクリアできなかったというお話を拝聴することができ、この資格は難関資格のひとつであることを認識いたしました。

 

 <完>