もうすぐ11月。
個人的には今度の日曜は富山マラソンです。
そしてその翌週には昨年受験して合格できた行政書士試験、3年前に6課目同時受験してすべて合格できたCFP資格審査試験が控えています。
懇意に接している方々もこれらの試験に挑戦されます。
準備も大詰めですね。
昨年の行政書士試験直前期。
試験当日までの日別学習スケジュールを決め、朝はウオーキング時に通信講座のカリキュラムの耳学習による基本事項の刷り込み(➡1か月半で全講座3回転)、通勤時や土日休日は「過去問」にターゲットを絞ってのアウトプット。EXCELにこつこつ積み上げて作成した肢別問題集で「頻出事項」のキーワードでフィルター掛けて絞り込んでの演習(➡重点復習)、過去5年分の過去問をプリントアウトして「通し」で演習し、模試脳から本試験脳に切り替えました。
直前期の仕上げ方は人それぞれで王道はないと思いますが、難問に正解することよりも、「基本・頻出事項を落とさずに、確実に正答して得点を積み上げていくこと(=基本事項・頻出事項では失点しない)」が大切と思います。
難問に見える問題も、ひとつひとつばらしていくと基本事項を組み合わせた問題であったり、選択肢の前半に「地雷肢」として長文や聞いたこともなさそうなものを置き、後ろのほうの選択肢に一本釣りできそうな選択肢を忍ばせて受験生の時間と心を奪う出題者の意図が見え隠れした問題が、昨年本試験(特に民法)では見受けられました。
忘れもしないことがあります。
昨年は出願者数の発表が遅れたこともあって、SNS上では「受験者数激増」、「合格率は8%か?」など、根も葉もない情報が飛び交っていました。また、本試験後にある社では「このぐらいの難易度であれば合格率は15%程度」など、耳を疑う情報もありました。(➡その社のカリキュラムは、今後他資格を受けるときにも金輪際使いたくないと思えました。)
この直前期、試験直後においては、「●●が出そう」とか、「難易度はどのぐらい」などの情報には受験生の皆さんはナーバスになられていることを考慮して、そういった「断定的判断の提供」につながる内容はSNS上で触れないようにしたいです。
ここからの時期、緊張感や不安で支配されることもあると思います。
そんな中でも、できる限りの準備をし、これまで取り組んできたことに誇りと自信を胸に、運も味方につけて、「やった!」と心から叫べるような瞬間を信じて、乗り切ってください。
<完>