ある日の昼食〜いも餅〜 | 縁茶亭茶話

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地味に地道に生活している一般人が綴る、ごくごくありふれた日常

ある日シリーズ、今日は昼食編で。




はっきり言い切ってしまおう。


うちの母は、料理が美味い。

何を作らせても美味い。

我がおふくろの味に、何度幸せを噛み締めたことか


母の料理は好きすぎて、もはやどれが一番かを決めるのは難しいのですが、間違いなくトップクラスに入るものの一つが、いも餅です。

かつては餅をつく時に、蒸した餅米と蒸したさつまいもを一緒に餅つき機に入れて作っていました。

しかし時を経て、改良に改良を重ねというよりだんだん面倒になってきたらしく、最近はさつまいもをゆでて、ゆで汁がまだ残っている状態の中に切り餅を入れ、柔らかくなったらいもを潰して混ぜ込んでしまうというところまで簡略化しています。

そうしてできたいも餅は、きな粉をまぶし、あんこを添えて食べる。(もちろんあんこも手作り)

はっきり言いましょう。

美味以外の何ものでもない。


そんないも餅を、ついに、ついに、つーいーにっ、自分でも作ってみることにしました。

理由はまあ、何となく。

いもと切り餅があったので、「いもをゆでて、その中に餅を入れるだけなら、まあ作ってみようかな」と思ったわけです。

餌付けの力は恐ろしかった。


いも餅だけじゃ、きっと物足りん。

やっぱりきな粉と、そしてあんこがなきゃ嫌だ。

それも、あんこは既製品ではなく手作りのものがいい。


餌付け、刷り込み、食い意地。

それらが見事に融合し、出来上がったのがこちら。




はい、シンプルです。

見えないですが、きな粉も入っています。(きな粉の入った器にいも餅を入れた)

クルミを散らしたのは、私のオリジナル。

シンプルですがあんこ、やっぱりちょっとめんどくさっ!

前日から水に浸して、40分ゆでてからザルで裏ごしして、上澄みを捨てたら、焦がさないようかき混ぜながら弱火で水を飛ばすって、時間かかるわ!


でも美味しかった。

いも餅は、さつまいも(しかも安かったので紅はるか)1本に市販の切り餅2個で作ったらちょっと柔らかかったですが、その滑らかさがまた良し。

あんこは私好みで甘すぎず、オリジナルで入れてみたハチミツのコクが、甘味にいいアクセントとなっている。

初めてにしては、上出来ではないかと。

この器で2杯分、ぺろっと完食しました。


ただし、あんこは多めにできたので食べ切れず、その後2日間に渡って、あんバタートーストにして食べました。

2日目には、さらにスライスチーズも載せましたよ。

甘しょっぱな味で、意外といけます。

ぜひお試しください。