我が家のおせち | 縁茶亭茶話

縁茶亭茶話

地味に地道に生活している一般人が綴る、ごくごくありふれた日常

 大(?)公開!

 じゃんっ!


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 この中で、田作り・伊達巻き・昆布巻き・なます・きんぴらごぼう・お煮しめ・栗きんとんはうちの手作りです。

 ついでに言うと、なますと昆布巻きと伊達巻きは私が作ったんですよ!


 というわけで、もうちょっとズームイン。


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 左側の上下が、それぞれなます・昆布巻きですね。


 なますでは、大根と人参の千切りをいかに細く切るかに苦心しました。

 どうよ!

 写真ではわからないけど、めっちゃ細いぞ!

 母も、「あんたよくそこまで細く切ったねぇ」と言ってたし!


 ――さらに追加で、「でも、細すぎても少し歯ごたえがなくなっちゃうのよねぇ」とも言われたけど。

 先に言って、母!

 こちとら全神経を集中させて千切りに挑んだのに!!


 昆布巻きは、うちではニシンではなく鯖を使います。

 ごぼうと人参は、組み合わせるのがものすごく難しかったです。



 …………と、ものすごく「やったぞ自分」的なことを言いまくってますが、なますも昆布巻きも味付けをしたのは母です。

 おせち料理はおふくろの味。

 父が、姉が、そして私が愛する我が家の味。



 一方こちらは、伊達巻きです。


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 お重箱に入っている伊達巻きと少し模様(というか渦の太さ)がちがうのは、別のものだから。

 お重箱に入っているのが後から母が作ったもの、上の写真は私が作ったものです。


 なぜそうなったかと言えば。


 実は30日に、母が最初の伊達巻きを作りました。

 しかしその伊達巻きは、母がお向かいのおばちゃんにレシピを渡すために、調味料を計りながら実験的に作ったもの。(母はいつも目分量)

 幸い味に支障はありませんでしたが、味見のために切り分けられてしまった伊達巻き1号は、その日のうちに食卓に並べられ、両親と私のお腹の中に消えていったのでした。


 というわけで31日に、改めて伊達巻きを作り直すことになったのですが。


「りん、伊達巻き作らせてあげる」


 ちょっと引っかかるけれど母からのとってもありがたい申し出に、「まぁいっか、おせちぐらい作れるようになりたいし。」と私も承諾。

 そうして作ったのが、上の写真の伊達巻きなのです。


 といっても、私は材料をすり鉢で混ぜただけ。

 フライパンで焼いたり、それをひっくり返したりしたのは、母でした。

 一応、私もやろうとはしたのですが……ひっくり返すの、初心者には何だかものすごく難しそうだったし。

 失敗したらもったいないかなぁ~、なんて。


 とか思っていたら、母が見事にひっくり返すのに失敗してしまいました。


「あ~、ちょっとなめらかにすりつぶしすぎて、こしが弱くなったのかもねぇ」


 えっ、私のせい!?

 ちなみに私がすりつぶして作った伊達巻きの生地について、母からは「あんたずいぶん滑らかにすりつぶしたわねぇ」という評価を得ていました。

 先に言って! お願いだから、最初に言って、母!

 こちとら全神経を集中させてはんぺんをすりつぶしたのに!

 しかも、卵も一つ一つ混ぜ合わせながら入れたのに!


 ちなみに、ちょっと破れかけてどうなることかと思った伊達巻きでしたが、何とか写真の通り渦巻きにすることができました。

 ただ、これもその日のうちに消費されそうだったので、さらにもう1本追加で作ったのが、最初の写真のお重箱に入っている伊達巻きです。

 渦の厚さがちがうのは、「一度に入れるとなかなか焼けず、しかもひっくり返すのが大変」という教訓を得た母が、1回分の分量の生地を2回にわけて焼いたから。

 そうすればさほど厚くならないため、生地も固まりやすいしひっくり返すのも楽、ということだそうです。

 アイディア賞。




 ところで上のお重箱、よく見ると海老が入っていません。


「ああ、海老買うの忘れちゃったねぇ」という私の言葉に、「あ。」という表情をする母。

 そして。


「海老はこれ。」と言って指し示したのは、年越し蕎麦に入れるために揚げた海老の天ぷらでした。


 うん。

 海老だね。

 腰が真っ直ぐだけどね。