××町怪談 | 縁茶亭茶話

縁茶亭茶話

地味に地道に生活している一般人が綴る、ごくごくありふれた日常

時は少し遡って、年末のこと。

「そういえばさぁ」

仕事を教えてくれる先輩が、こんなことを教えてくれました。

「この前、(先輩名)さんがタバコを吸ってたら(うちの職場では、タバコは外で吸う)、裏の通用口のところからアフロの頭がのぞいたんだって。
えって思ってダッシュでそこに行ったけど、誰もいなかったって…」


そういうことを帰り際に言うのはやめてくださらんか。
それでなくとも駐車場も入口までの通路も真っ暗で、不気味なことこの上ないのに。



その話に限らず、その前後には、私にも自宅で不思議な現象が起こっていました。



例えば夜。
家族が寝静まった後で、録画したまま観ていなかった『ゲゲゲの女房』を観ていると、戸を開ける音がして、確かに人の気配もして。
「父が起きたかな」と振り返ると、誰もいなかったり。


はたまた別の日。
CDを聴いていたら、何も触ってないのに、勝手にMDが出てきてしまったり。

……いやあの、普通に怖いのでやめてください、みたいな。



しかし、それこそ『ゲゲゲの女房』で、茂が出会った妖怪小豆洗いが「わしらは人を怖がらせるのが仕事なのに、最近人に気づいてもらえん」という場面がありました。
見えんけど、おる。
その夜ビクビクしながら寝た私に、妖怪もさぞ満足だったことでしょう。



でも、やっぱり怖いのにはかわりないので、できれば勘弁してください…。