「舟ふな」第5~7回 | 縁茶亭茶話

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地味に地道に生活している一般人が綴る、ごくごくありふれた日常

 本日はお休みです!

 で、夕方から狂言のお稽古です。

 お稽古行く前に、現在の状況を振り返るという意味も兼ねて、お稽古備忘録をまとめたいと思います。(前回の備忘録はこちら


 さて、内容は変わらず「舟ふな」をならっています。

 第4回のお稽古で、「ふな」と読む歌を3首例示した太郎冠者に対し、大名は「ふね」と読む歌1首を節回しを変えて読むことで対抗しました。

 稽古第5回は、いよいよ「ふな」「ふね」論争最終ラウンドです。



第5回(4月26日)

 ようやくもう一つ、「ふね」と読む謡を思い出した大名。

 舞を舞いながら「山田矢橋(やまだやばせ)の渡し舟(ぶ)の」と謡い出しました。


 ところが、それを聞いてほくそ笑む太郎冠者。その理由は――。


 気づかずに、大名は「ふね」と読む謡を気分良く歌い続けます。


「夜は通ふ人なくとも。月の誘はヾおのづから。舟(ふ)もこがれていづらん」


 しかし、大名はその後「ふ」と言った瞬間ぴたりと口を閉ざし、「その後は知らん」と言うばかり。

 そこで、太郎冠者が自分で続けました。


「ふ人もこがれいづらん」


 というわけで、この勝負は太郎冠者の勝ちとなったのでした。


 ――というオチをつけて、「舟ふな」の読み合わせが一通り終了。

 なお、謡が難しくなかなか覚えられなったため、「後でアルネオちゃんを聴き直して復習しよう」と思っていたら、途中で容量が足りず録音できていませんでした。

 どうなる自分!?



第6回(5月12日)

 アルネオちゃんよりも乏しい容量の脳みそではやっぱり記憶しきれず、「山田矢橋」の謡からお稽古を受け直すことになった第6回。

 ちなみに私はシテ(太郎冠者)を習っていて、謡はアド(大名)の台詞なのですが、勉強になるため謡のみ大名役になっています。


 かなりの低空飛行で謡を練習し直し、さらに頭から通しで復習。

「二字目の張りが足りないね。」と今までにも繰り返し注意されたところを今日も注意され、お稽古終了。



第7回(6月7日)

 頭から通しで復習。

 とりあえず自分の中では、「ゆっくりはっきり大きな声で言うこと」「可能な限り登場人物の気持ちになって読むこと」「声の張りどころに気をつけること」を目標に頑張ってみました。

 その結果が報われたのかどうかはわかりませんが、「そんじゃ次回からは、動きもつけてやってみましょう」という段階に進むことになりました。

 が、「というわけだから、台詞覚えてきてね」と続けられ、一抹の不安を覚えながらお稽古終了。



 で、復習できないまま今日に至ります。

 いや、します。これからしますよ、お稽古の復習。今回はちゃんと録音できてるし。

 今日は台本の他に、久しぶりに足袋と扇も持参です。

 なかなか習えるものではないので、頑張ってこようと思います。




 とか言いつつ、先生がこんな企画 に関わっているので、ちょっと紹介してみたり。

 検索ワードにひっかかりたくないので企画名は伏せさせていただきますが、先生からお稽古を受けて、実際に狂言の公演に出演するというものです。

 実は、この企画の第1弾(ともちょっとちがうけど)に参加したのが縁で今の先生に狂言を習うようになったのですが、楽しかったです。

 興味のある方は、ぜひ参加してみてください。


 ……あ、私?

 私はパスです。仕事の関係で。(←笑)