パエリアを作りました。再チャレンジ編 | ロクでもないがサンサン輝くイチバンになりたい。

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日記代りのたわごとにすぎません。

パエリアを前に一度作ったのですが、その際にサフランを使わなかった事

貝が入っていなかった事、色合いがもう一息だった事などの数々のダメ出しを姉からいただいたのです。

その時の作品 

色合いでサフランが入ってない事が分かったとのこと

緑のピーマンが入る事で色合いがぐっと良くなるとのこと

そもそも貝が入っていないのは見た目のインパクトが取れないとのこと

 

姉はパエリアにかけてはうるさいと自分で言っているだけあって詳しいのでいろいろご指導をしてくれました。

 

また作る気があるなら使っていないパエリアパンをあげるよ言ったので素直にもらいました。

その姉よりもらったパエリアパンです。

35cmのかなり大きいサイズ 比較のためみかんを置いてみました。(すだちじゃないですよ。)

 

 

これを使って再度チャレンジする事にしたのです。

 

第一関門

そしてサフランを買ってきました。

これ0.5gで 591円 

ビンは大きいけど中身これっぽっち

そもそもなにこれ??

 

そう何も知らない私にはこれが何なのか分かりません。

ただ一つ分かったのは、高い物である事だけです。

 

姉にこれってどのタイミングでどこに使うの?と質問しました。

 

「だからお前はアホなのだ!」とあの師匠のように教えてくれました。

それは、水に入れると成分が染み出して水に色が付く、その水を使いお米を炊くのだ。と

 

あっぶね~!!聞いてよかった。そのまま鍋にぶち込むところだったよ。

とりあえず、言われたとおり水に一つまみ入れてみると

すぐに色が付き始めて、10分くらいでこんなに黄色くなりました。

そして、どこかで嗅いだあの風味です。

これって、お花のめしべなんですって。そんなものをこのように使うってよく思いついたもんだ。

 

第一関門はこれでOK

 

 

そして第二関門

貝の準備

アサリを買って来た。砂抜きをする。

塩水につけてほっぽっとく。楽勝です

 

でも師匠に質問です。

貝ってどのタイミングで乗っけんの?と

「だからお前はアホなのだ!」と

今回は不慣れな大きい鍋を使うため蓋もないし、均等に火を通すのが難しくなるだろうと

慣れるまでは、別の鍋で酒蒸しにしたり焼けと

 

あっぶね~聞いてよかったよ。最後の最後にそのまま乗せるつもりだったよ。

 

そして各材料を準備

野菜

エリンギ、ピーマン、パプリカ赤、たまねぎ。

エビ、イカ(冷凍) かるく白ワインをまぶす う~んカッコイイ~!!ワイン!

そしてベースのたれの材料

トマト、にんにく、たまねぎみじん切り

 

 

準備OK

いよいよ鍋に投入!!

ベースをつくります。

にんにく、たまねぎみじん切りをいためて

良い香りがただよったところで

トマト投入しなしなしたら、ポテトマッシャーでつぶす。

良い感じ!!

 

この方法で合っているか?とか疑問に思わず突き進みます。

 

そして2合の米投入 洗ったりしていません。ままです。

ここで今回のキモといえるサフランもジャバっと入れました。

 

あとは煮るのです。火が均等に回るようにうまくかき混ぜたり、

鍋を動かしたり。焦げ付いたりしないように、底をしゃくうように。

 

もうこのころには、余裕などマッタクありません。

格闘です。

 

やべーうまく出来ない、ヤベー焦げだした、やべいこぼしちゃった。

写真撮るなんて無理。

 

とりあえず、気力も尽きてきたので、様子見でちょっと食べてみる。

硬い!硬すぎる!コメをガリガリ食ってる感じです。

 

どうしよう・・・

 

と、とりあえず蒸らしてみよう。

そうだ蓋がない・・・・

 

こんな時は姉に助言を・・・

アルミホイルで蓋をして蒸らせと

 

アルミホイル!そうかその手があったか。

アルミホイルを準備 つるーと出して・・・

 

あう~。残り15cmしかありませんでした。

 

もうやけです。新聞紙をかぶして10分蒸らします。

 

 

 

 

そして味見。若干・・・わずかにやわらかくなった程度。

 

 

またまた、姉にLINE。

「だからお前はアホなのだ!」と

 

そもそもパエリアは米に芯が残って硬めなのが良いし

そもそもパエリアは おこげが おいしいし

そもそもパエリアは 外でつくる事が前提で大きな鍋で蓋などないのだと

 

焦がす事を恐れないこと・・・

仕上がりが硬いのは当たり前だと・・・

 

これで合っているのだと。

 

で、でも、おばあちゃんが硬いと食べられない。めっこ飯は嫌いと言っているので。と伝えると。

じゃあ、

もういちど、スープかけて煮て蒸らせ!と

 

そして・・・

 

完成

いろいろと言い訳をして

皆様に硬いから良く噛んで食べる事を伝えて ふるまいました。

 

おばあちゃんには比較的よく火の通った真ん中あたりを盛り付けて出した所、

全然大丈夫だと。

 

よかった。

 

息子も「うまい!!これはいける!!」と大絶賛。

「一番おいしいチャーハンを超える、おいしさだ!」と言ってくれたのです。

 

奥さまも「硬めの米がこんなにおいしいとは知らなかった。」と満足そうでした。

 

もう半泣きです。

 

 

そして完食

 

ありがとう!

みんな。

 

 

そして、パエリアパンをくれた おねえちゃんに感謝!

パエリアの真髄を教えてくれてありがとう!!

 

今月の献立だと17日にまたパエリアの予定です。

次回もがんばります。