鳥女 第5羽 | もやし日記

鳥女 第5羽

山梨の山中湖で、サークルの合宿が行われていた。

「続きまして、山口、むさしのものまねやりまーす」

新一年生が先輩の前で一発芸をやらされていた。

「どないでした今の?村山さん」

山口が勝手に鉄の板と思ってる物まねの感想を聞いた?

「ん?まぁ、完全にすべってたけど、よかったよ」

「ほんまですかー!?」

山口は大阪から上京してきて、大学に入学してサークルに入った。

「にしても、望月と増田も来ればよかったすね」

「……、あいつら連絡つかないんだよな、新歓コンパの日から…」

「まじですか?なんやろ、あいつら。」

「あの二人、学校にも来てないらしいよ」

村山と山口の会話に、村山の同期の桜井か入った。

「あ、桜井さん。あいつらどーしたんですかね」

「桜井、今度あいつらの家行ってみるか。なんか、気になるよな」


新歓コンパのあの日、酔っ払った望月を増田が家まで送ると言って、3週間、その後誰も見ていないのだ。

山中湖での新歓合宿から1週間後、桜井と村山は、望月が一人暮ししていたマンションへと向かった。

つづく。