ナバホネイションはアメリカの中にある半独立国家。
ナバホの中には、ナバホのプレジデントがいて、政府機関があって、ナバホポリスやら裁判所やらあって、アメリカの中だけどナバホの中にいるとアメリカにいる気がしません。
そんなナバホの土地で暮らすナバホ民は、
ホームサイトリースという制度で土地をリースしてそこにお家を建てたり、畑をやったりしてます。放置してる人たちも多いけど。
そしてこれとは別に放牧の許可もあります。
で、私も去年ようやくナバホの中に自分の土地を持つことができました。
自分の土地ってゆーか、リースだけど
一度許可が降りると事実上、半永久的にそこで自由にやれるからついつい自分のもの的な感じになってしまいます。
でも母なる地球、母なる大地は誰のものでもない。
土地を自分のものって言っちゃう感覚はよろしくないんですよ、というのがナバホの教えです。
その土地をしっかりケアしていくことが、私に課せられた役割ですね。
あ、ちなみにそこは電気も水道も通ってなくて、実際お家をそこに建てるとなると、申請して何年か待たないといけないので、それまではソーラーパネルと発電機で電気を作って、水は近くの水場からくんでくることになります。
それにしても土地をリースできるまでの道のりは長かった。コロナもあって尚更時間かかって、たぶん最初のアクションから3年くらい経ったと思う。
今はそこには何にもないけど、とっても眺めが美しいので、これからどうしていくか妄想してワクワクしてます。
自分の土地から見た夕日と空。