高2の女の子、赤ちゃんの遺体をかばんに入れ出頭 | ぴるぶろ 

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5月18日朝

16歳(高2)の女子高生が、赤ちゃんの遺体をかばんに入れて警察に出頭した

というニュースに大きなショックを受けるがーん

 

ニュースを読んでわかっているのは

・10日に自宅で女の子を出産したこと

・彼女は両親と一緒に住んでいること

・学校には休まずに行っていたこと

・途方に暮れた様子で1人で警察を訪れたこと

 

誰に付き添われるわけでもなく、

16歳の女の子が「相談したい」と打ち明けたのは、警察だった。

かばんにはタオルにくるまれた赤ちゃんの遺体...

この子には御両親を含めても妊娠のことを相談できる大人がいなかった悲しい

誰かに妊娠のことを話していたのかな?

この子のパートナーは?

もしかしたら、まだそこまでお腹も大きくなってない週数だったのかも。

タオルにくるまれてる、だけでは赤ちゃんのことはわからない

でも、どうであれ、誰かに相談していたら...と思うと、やるせないがーん

 

中学生・高校生が妊娠したとして、

自分(たち)でどうにかすることは、まず不可能です。

未成年者の場合、中絶の手術をするにしても、

金銭的な問題だけではなく、親が何も知らないで終わることにはできないのです。

 

親(大人)に言えないまま過ごしたとして、

それどころでは済まない現実が、刻一刻と近づいていくだけで

どうやっても1人で背負うことはできないし、

実際、背負う必要も本当はなくて。

誰かが彼女の妊娠に気づき、大人にさえ話していたら...

親じゃなくてもいい。

今はスマホで探せば妊娠SOSほか、様々な相談サイトがある。

とりあえず、大人に話してくれたら、助けてくれる誰かが必ずいる。
「大人」は大事なキーワード。

というのも、昨年2月に高校生カップル乳児遺棄容疑で逮捕、というニュースでもわかるように、
残念ながら、子どもたちだけではどうにもならない。

 

赤ちゃんは“女の子”ということがわかっているだけで、

大きさも、生まれた時に生きていたのか、既に亡くなっていた(死産)かもわからない。

けれど、もし産まれる前に相談してくれていたら、赤ちゃんも助けることができたかもしれない。

16歳の女の子が誰に相談することもできず、

散々悩み苦しんだ結果が「死体遺棄の疑いで逮捕」だと思うと本当にやるせない。