5月8日が「世界卵巣がんデー」だったことを
先ほどツイッターで知りました
せっかくなので、今日は卵巣がんのことを。
卵巣は、子宮の両側に左右1つずつある親指頭大の臓器で、
卵子ちゃんの元(原始卵胞)が沢山蓄えられている場所です。
何か病気があっても自覚症状が出にくいため、肝臓や膵臓と同じように、
「沈黙の臓器」と呼ばれています。
卵巣がんは、40代から増加し、50~60代がピークのがんですが、
先ほども書いたとおり、自覚症状が出にくく、早期発見が難しいがんでもあります
人間ドックや会社の健康診断で行う“婦人科検診”は「子宮頸がんの検診のみ」のことが殆どです。
卵巣は、エコー検査(超音波検査)をしないとわかりません。
ちなみに、子宮もわかりません。
子宮頸がん検診で先生が診るのは「子宮の入り口だけ」ですから❢❢
婦人科検診=子宮頸がん検診+エコー検査
がポピュラーになるといいのですが...
今、この『ももぶろ』を読んでくれている皆さん
この先“婦人科検診”を受ける時には、是非エコー検査も一緒に受けてくださいね。
会社の健康診断や人間ドックで「子宮頸がん検診」を受けている方は、
その結果を持って、近くの婦人科を受診し、
「(子宮頸がん検診だけでは、子宮・卵巣の状態はわからないと聞いたので)
エコー検査を希望」と伝えましょう
(何も気になる症状がなく、エコーのみの検診であれば
自費診療になるので、初診料+エコー検査で5,000円ほどかな...)
もちろん、何か気になる症状がある場合には、
「多分、大丈夫...」と様子をみずに、早めに婦人科受診をしましょう。
卵巣がん体験者の会 スマイリーさんのページから
世界卵巣がんデーのメッセージを抜粋してご紹介しますね。
ちなみに、低用量ピルには、卵巣がんのリスクを低下させる効果があります。
詳しくは「ピルをうまく使い卵巣がんリスクを軽減」の記事をどうぞ