運動習慣がある方は別として、
40歳前後からだんだん
昔は痩せていたのに、
体重が徐々に増え、減らすことが難しい
健康診断の採血検査で引っかかるようになってきた
若い頃は血圧が低かったのに...
というようなことが、ぼちぼちと出てきます
以前は、
「高血圧」「脂質異常症」「動脈硬化」「糖尿病」「肥満」など、
加齢によって発病すると考えられていた病気は
「成人病」と呼ばれていました。
しかし、約20年前から、
“年齢”というより
“日々の生活習慣の積み重ね”によって発病し、
生活習慣(食生活,喫煙
、飲酒
、体を動かす習慣
、
睡眠&休養)を改善することによって、
疾病の発症を予防&進行を遅らせることができますよ
成人じゃなくても、生活習慣から病気になりますよ
とうことで、
加齢によって発病する「成人病」
(年齢によるものだから仕方ない)
↓
生活習慣の改善によって、
予防することや進行を遅らせることが可能
というニュアンスを持った「生活習慣病」と
名前が変更になりました。
とは言うものの、
加齢=”生活習慣の積み重ね”ですからね
積み重なって出てくるのが40歳前後といえます
また、生活習慣病の中に入るのですが、
乳がんをはじめとした「がん」の罹患率も
40歳前後から増えてきます(下の図を参照)。
ピル服用云々の前に、
40代ってそんなお年頃なのです
ここに 『+ピルの服用』となると、
ピルの服用による血栓症のリスク増加も加わります。
例えば、肥満・喫煙・高血圧・ピルの服用というリスクを
それぞれ1とした時、
1+1=2
ではなく3にも4にもなってしまう
このことを考えると、
「ピルを服用する」
という選択が向いている年代は、
10代~30代前半、
これから結婚・妊娠
・出産
を考える年代と言えます。
とはいえ、今、現在服用している人はどうしたらいいのか
それはまた次回に