
前回のつづきです。
HIV陽性でも、最新の治療によって
エイズを発症することなく過ごすことができる世の中になったと書きました。
昔は、薬だけでお腹いっぱいになるんじゃないか

というくらいの薬の量の記憶がありましたが、
最近は、たった1錠で
という薬もあって驚きました
しかし、それには
どんどん免疫力が落ちてエイズ指標疾患(カリニ肺炎、食道のカンジタ症など)を発症する前に、
HIV陽性であると知っていて、定期的にフォローされている必要があるのです。
日本国内でも北海道は、
HIV感染症
免疫力の低下状況で治療開始(=AIDSの発症に至らない
)ではなく、
免疫力の低下によって発症する”ほかの疾患”からスタート。
しかし、すぐにHIVの検査にはなかなか辿り着かず、
ようやく、そこからだったのか
とわかった時には…
という例が他の都府県に比べて多いということで
『いきなりエイズ』の割合が高いということでした
(下の
印参照です)これは本人が、まさか自分がHIV陽性だと思っていないのか、
もしかして…と疑っていながらも検査をしなかったのか...?
HIV感染症の男女比は6:1と圧倒的に男性が多いのですが、
異性間の性交渉で男性がHIV陽性の場合、
コンドームをしない性交渉があると、感染の危険性はもちろんあるわけで。
今現在、もしくは過去のセックスパートナーが
バイセクシャル(カミングアウトされていないとわからないけれど…)
外国人(特に南部アフリカ系)
不特定多数
不特定多数じゃなくても、ちょっと気になる人が思い浮かんだ方
上記以外でも、私は大丈夫かな
と気になった方HIVの検査をおすすめします

当院でもHIVの検査をすることは可能で、自費で1400円です。
札幌市内だと、サークルさっぽろ さん(東急ハンズの並び)で、
土曜の16~19時<要予約>でHIVの検査を無料で行っていますよ

陰性であれば安心だし、陽性であれば、きちんとフォローしていきましょう

フォローさえされていれば、妊娠・出産ももちろん可能ですし、
普通に生活して誰かにうつすこともありません(
勘違いされていることが多いですね)。早期発見できることが、その後の人生において極めて重要な感染症だと感じた勉強会でした。
初めてHIVの感染が解った時に、既にAIDSを発症している方の割合(累計)
『いきなりエイズ』の方の割合です。(前述したとおり、HIV感染があっても、適切に治療が介入した場合には
AIDSを発症せずに生涯を終えることが可能です
)東京:24%、大阪:24%、北海道:39%
内訳:
札幌市内が36%
札幌以外が45%