いきなりエイズ① | ぴるぶろ 

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ピル・アフターピル・ミレーナ・性感染症・ワクチンのことなどの情報発信

皆さま、こん○○は。yun@エナ低用量ピルアドバイザーでございますはぁとv

先々週になりますが、医療機関向けHIV・エイズ講習会に参加してきました。
そろそろHIVの知識もアップデートしておかないと、
男性に多いとはいえ、婦人科も他人事ではありませんあせ

ここでおさらいしておきましょう電球
HIV=エイズではありませんよ!

○HIV:ウィルスの名前
    (ヒト免疫不全ウィルス:Human Immunodeficiency Virus)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○HIV感染症:HIVに感染している状態
          矢印
○AIDS:HIVに感染している状態+免疫不全による病気(AIDS指標疾患)が
      1つ以上ある。

現在は治療の進歩により、
HIVに感染したとしても、エイズを発症することなく
天寿をまっとうすることも難しくなくなった時代です
レインボー
世界の先進国ではエイズの発症者数はここ数年
減少↓↓☆し続けています。新しくHIVに感染する方も減少↓↓☆し続けています。
世界の先進国では、に赤線を引いたということは…???
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
日本日本はですね、HIV感染者はここ5年ほど横ばい。
エイズの発症者に関しては増え続けております↑

HIVは、Hugしても、キスしても感染はしません。
NG:なのは、血液・精液・膣分泌液で、
唾液・汗・尿・便では感染しないのです。
ということは、日常生活で使うものでも、することでも感染はしないのですよ。
医療者の針刺し事故でも、
B型肝炎やC型肝炎に比べて感染率は極めて低いです。

さて、HIV感染をしたとしても、エイズを発症することなく~
と書きましたが、
なぜ日本ではHIV感染は減少せずに横ばい(
エイズ発症者に関しては増えているひゃ~・・・!!
という状況になっているのでしょう???
今回のブログタイトルは『いきなりエイズ』ですが、
その話しも合わせて次回に、としましょうパステル

↓国内の新規HIV感染者およびAIDS患者報告数の年次推移
  新規のAIDSの患者さん(グラフ下の●)がジワジワ増え続けています。
  ◯は新規HIV感染者

↓国内のHIV感染者およびHIV患者累積報告数の年次推移
報告された数でしかないので、実際はこの5倍以上と考えられているとのことあせ
データは、厚生労働省エイズ動向委員会 H25(2013)年エイズ発生動向-概要-より