ミニピル2 | ぴるぶろ 

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皆さま、こん○○は。yun@エナ低用量ピルアドバイザーでございますbud*

前回ご紹介したミニピルとして使用可能な『ノアルテン』
販売開始がなんと1957年10月です!!
57年も前ですよ。もうすぐ還暦じゃないですかめ!!
あまりに古い薬でビックリだったのですが、
ノアルテンに入っている黄体ホルモンはノルエチステロンといって、
オーソやルナベル、シンフェーズの黄体ホルモンと同一のもの。
バリバリ現役で使われているホルモンですcandy☆
これを毎日1錠ずつ休薬なしで、エンドレスで服用していきます電球

黄体ホルモン単独だと、ピルと比べて
『不正出血が多いかもしれないぐるぐる
という懸念があったのですが、
実際使ってる方の様子を伺う限り、
そうでもなさそうです音符

毎日忘れず同じ時間に服用できるポイント
(※飲み忘れに気づいたら、その時から服用再開しますが、
2日間は他の避妊方法の併用が必要です!!

これが可能であれば、ピル並の避妊効果も得られるし、
子宮内膜が厚くならないので経血量は激減します。
しかし、ピルと違って「いつ出血するか」の予測は立てられないんですよね。
今のところ、皆さん、拭くと着くくらいの出血から始まって
そこからそんなに量も増えずに数日で終わっていたりするので、
このくらいの出血なら、いいかも~~↑な感じですよありがちなキラキラ

ノアルテンをミニピルとして処方している病院がどこまであるのかは不明ですが、
極めて少ないかと思います。

確実な避妊を当たり前に考えた時、
服用する方の安全を考えた時、
服用する方が安心して服用できることを考えた時、
ピルだけでは、服用が難しい、服用できない人がどうしても出てきてしまう。
確かに必要とする方はそんなに多くないけれど、
ノアルテンのお陰で、
処方する側も、処方される側も、血栓症のリスクを考えなくてもいい!!という
大きな安心はぁとvを手に入れることが出来た!!
これは本当に良かったことでしたおんぷ(相当手探り状態で説明してましたけどあせ
適応外ではなく、ミニピルが避妊の薬の1つとして当たり前になって、
もっと選択肢が増えるといいのだけど、
それは今の日本の状況を考えると、残念ながら難しい↓↓
今後もできる範囲でやれることを、細々とやっていきます~パステル