「コミュニケーションの形はこれからどうなっていくのでしょう?」
最近よくこんな相談をいただくので、
今日はコミュニケーション全体に対して私が思うことを書いてみます。
結論から言って、
“これまで以上に問われるのが【発信力】”
ということを強く感じます。
というのも、もうみんな嫌ってほど耳にし続けていると思いますが、
“オンライン化”
これはもう確実に進んでいきます。
“いつでもどこでも誰とでも”
オンラインならではの最大のメリットはこれですよね。
あちこち足を運ばずとも、
時間も場所も問わず、沢山の人と繋がれる。
仕組みを整えるまでは大変ですが、
できあがってしまえば、色んなことが一気に広がっていきますね。
いつまた第二波・第三波ときて、同じようなことが起きないとも限らない。
「よーし!とにかくオンライン化だ!!!」
となりがちですが、ちょっと待って下さい。
いくらAIが力を発揮して、システム化が急速に進もうとも、
オンライン化を支え、前に進める原動力は、
“仕組み”ではなく、“人間”にあるということを忘れないでください。
どんなに仕組みが整っていても、
そこにきちんと【発信】できなければ、
その仕組は全く活かされません。
例えば・・・
ミーティングはオンラインに切り替えよう!
そのための仕組みは整えた!
あとはみんながそれぞれの場所で繋げるだけだ!
と言って、みんなが同じ画面上に集まったとしても、
そこでしっかりした話し合い、建設的な議論が持てるかどうかは、
“そこにいる人次第”です。
リアルの場であれば、なんとなく空気を読んで、
おかしな空気になったら誰かがそっとフォローしたりもありました。
発言したい雰囲気を醸し出せば、誰かが拾ってくれたりすることもありました。
極端な話、少なくともその場にいながら、
参加しているふりをしてゲームをしているなんて人はさすがにいませんでした。
かなりのツワモノもたまにはいたにせよ^^;
オンラインでは、
そもそも違う場所にいて違う空気の中にいるのに、
“空気を読む”なんてこれまで以上に不可能です。
発言したい雰囲気など、いくら醸し出したところで、
誰にも気付いてもらえません。
【発信したものしか受け取ってもらえない】
これをこれまで以上に意識することが求められるのです。
これに対して、
ファシリテーターがしっかりみんなを見て拾っていくスキルが必要、
という意見もありますし、それも確かです。
でも、そもそもコミュニケーションは誰かに依存して成り立つものではありません。
ファシリテーターがしっかり拾うことも大事なら、
参加者側がしっかり発信することも同じくらい大事なのです。
「発信することが苦手でね・・・」
なんてことを言っていられなくなるのが、これからのコミュニケーションです。
伝えた分しか伝わらないのです。
発信しなければ、そのまま埋もれてしまっていくだけです。
発信というとなんとなく大きなことのようにも聞こえますが、
すごいことをする必要はありません。
ほんの少しだけ言葉や行動をプラスするだけでいいのです。
その具体的な方法については、長くなるので、
私のセミナーに来てください^^
というのは冗談です。笑
このブログ・メルマガ、Youtube(近日アップ予定)などで
少しずつご紹介していきますので、
もしよければまた見てやってくださいませ☆